RZを公開したばかりのレクサスに、新たなBEV(電気自動車)の情報が入ってきた!
2025年に「エースセダン」たるISがBEVへと生まれ変わり、なんとワゴンが設定されるという。
今わかっているすべてをお伝えする!
※本稿は2022年6月のものです
文・予想CG/ベストカー編集部、写真/ベストカー編集部 ほか、撮影:三橋仁明/N-RAK PHOTO AGENCY ほか
初出:『ベストカー』2022年7月26日号
■欧州プレミアムブランドの戦いはBEVへとステージを変え続いてゆく!!
2022年5月にスバルとの共同開発となるbZ4Xを投入し、今年末に登場予定のレクサスRZを事前に公開するなど、トヨタ&レクサスのBEV(電気自動車)戦略は風雲急を告げている。
そしてまた、ベストカースクープ班に衝撃的な情報が入ってきた。レクサスISだ。
現行型レクサスISは2013年の登場で、すでに9年が経過しているモデルだが、2020年11月にビッグマイナーチェンジを行い、走りとスタイルを一新。
シャープで高級感あるデザインとなって人気を復活させており、貴重なミドルクラスのスポーツセダンとして君臨している。9月には北米で販売中のV8、5Lエンジンを搭載する「IS500」も国内に導入する計画だ。
実はレクサスISが登場から9年にも及ぶ長寿モデルとなっているのは、フルモデルチェンジ計画が流れたからだ。
数年前には次期型へスイッチされるはずだったが断念。現行モデルを2025年まで延命し、BEVに切り替えることになったというわけだ。
トヨタは昨年(2021年)12月のBEV説明会で16車種もの近未来モデルを公開したが、そのなかの「レクサス エレクトリファイドセダン」が次期ISと目されている。
公開したのはモックアップ(模型)で、このまま登場するわけではないが、ある関係者は「これを見せちゃっていいの?」と思ったというから、かなり近いデザインになりそうだ。
それだけなら事情通には「想定内」かもしれないが、ここからがベストカー独占新情報。
BEVとなる次期ISにはステーションワゴンが設定されるとの情報が寄せられているのだ。
つまり欧州プレミアムブランドのベンツ(Cクラス)、BMW(3シリーズ)、アウディ(A4)と勝負するなら、それらが必ずラインナップするワゴンは欠かせないという判断。
BEVに生まれ変わるISは、欧州プレミアム市場でも抜きん出た存在を狙うというわけだ。
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