納期期遅れが深刻な自動車業界だが、それでもベストカースクープ班には新型車の情報が次々と入ってくる。特に国内メーカーの盟主トヨタには、来年もバラエティに富んだ新型車が用意されており、その動きが大いに気になるところだ。
そんな中、注目すべき情報が入ってきた。トヨタ アルファードのモデルチェンジとともに「消滅」が噂されていたトヨタ ヴェルファイアに、やはり次期モデルがあったという情報だ!
※本稿は2022年11月のものです
文・予想CG/ベストカー編集部、写真/TOYOTA、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2022年12月10日号
■「アルファード&ヴェルファイア」健在! 次期型も2モデル体制を維持
これまでと同様、「アルファード&ヴェルファイア」でフルモデルチェンジする。
トヨタの販売店は2020年5月にチャンネル制を廃止し、全店舗が全車種を扱うようになったことで兄弟車をなくす方向にすると言われていた。
しかし、新型ノアにヴォクシーが残されたように、ヴェルファイアも次期型が用意されるというわけだ。
次期アルファードに関しては、かなり具体的な情報が入っている。
デビューは来年春先とされていたが、安定した生産体制が整うまで少し延期されるというのが最新の情報で、来年5~6月あたりになるかもしれない。
パワーユニットは直4、2.5Lハイブリッドと直4、2.4Lガソリンターボ。2.4Lターボは現行型のV6、3.5Lの代わりとなるもので、280ps/43.8kgmを発生する。
ヴェルファイアはパワーユニットを限定するという情報もあり、ハイブリッド専用となる可能性もある。
現行型のアル/ヴェルは2015年のデビュー当初、フロントマスクのデザインに差がつけられており、より派手な顔つきのヴェルファイアが人気だった。
しかし、2017年末のマイナーチェンジでアルファードも派手なマスクとなり、ヴェルファイアの販売比率が急落したという経緯があった。
だからこそ現行型でヴェルファイアは終了するという噂が出ていたわけだが、次期型ではエクステリアに大きな差はつけないという情報だ。
ともにキープコンセプトのフルモデルチェンジとなるが、TNGAの大型FF車用GA-Kプラットフォームが採用されるほか、室内のデザインも大きく変わると言われている。
同様のコンセプトのまま次が4代目となるだけに、インテリアで新鮮味を出すのは有力な方法。
高級ミニバンの真髄を見せるフルモデルチェンジとなりそうだ。
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