7年ぶりのフルモデルチェンジとなるスズキ 新型スイフト。目玉は新開発の3気筒1.2Lエンジンとトランスミッションで、メインはマイルドハイブリッドとなるが、ピュアなガソリンもラインアップ。価格は172万7000円~233万2000円となる。CVTは12月13日、MTは年明け1月17日の発売予定。
文:ベストカーWeb編集部/写真:奥隅圭之
【画像ギャラリー】いやいやこの内装超イイやん!! 新型スイフトの全貌を写真で(8枚)画像ギャラリー■エンジン性能爆上がり!! まずは燃費を見て
電動化が当然の今、我らがスイフトはまさかの新開発エンジンを搭載。
先代モデルに当初設定されていたRSt以来久々の3気筒エンジン採用となるが、今回はターボはなし。
上からMZ→MX→XGとなるが、ベースのXG以外はマイルドハイブリッドが組み合わされ、WLTCモード燃費は24.5km/L(MTモデルは25.4km/L)。一方のガソリンモデルは23.4km/Lをマーク。
ご覧の通り、マイルドハイブリッドとガソリンを比べると燃費に大差はなく、逆に言えばそそれだけエンジンの素性がいいのだ。
ちなみにエンジンに加えてCVTも新開発となるが、MTは先代モデルのキャリーオーバーとなる。
3気筒エンジンは振動や音などネガな部分が取り沙汰されがちだが、そこはスズキ。しっかりと対応しているのだ。
たとえば構造用接着剤を現行モデルよりも多用。さらにダッシュパネルの板厚アップやフロアカーペットの目付アップなど対策を講じているのだ。
■高級車並!! 先進安全装備が充実しすぎ
先進安全装備もレベルアップし、衝突被害軽減ブレーキはもちろん全車速追従式クルーズコントロール(以下ACC)も全車標準。
最上級グレードのMZのみ電子パーキングブレーキが採用され、ブレーキホールド機能も完備。
それ以外のグレードの停止保持時間は数秒間となるが、違いはその程度にとどまる。
最大のトピックスはACC作動時にカーブに差し掛かった際に、クルマが検知して自動で減速してくれるカーブ速度抑制機能が全車標準となったこと。
この機能一部の高級車には採用され始めているが、手ごろな価格帯のスイフトに採用されたことは素直にスゴい!!
コメント
コメントの使い方純ガソリンエンジンでもリッター20km超えは優秀だな。