そもそも165cmでの足つきは〇、新型はどう変わっている?
では、いよいよ実車に跨ってみよう。まず旧型についてだが、そもそもZ900RSは足つきが悪いマシンではなく、ポジションもスタンダードなネイキッドらしく、無理な前傾姿勢はない。両足を降ろすとつま先立ちとなり不安定な感じは否めない(足をツンツンしながら移動するのはちょっと無理がある)が、片足をステップに乗せれば、わずかに踵が浮くのみでしっかりとした接地が可能だ。またZ900譲りのマスバランスの良さからか、215kgという車体重量はほとんど感じず、軽い引き起こしとハンドル操作ができる。これらの「とっつきやすさ」こそ、Z900RSが発売以来の大人気を誇る理由のひとつなのだろう。
そして新型だが、見た目が同じなのに、「あれっ」と思うほど雰囲気が異なる。最も大きなポイントはやはりハンドルの位置で、これまでも肘に余裕のあるポジションだったものが、より低く、手前にあることで、ハンドルの遠さを全く感じなくなっているのだ。といっても近すぎることはなく、低さがむしろスポーティーな雰囲気に感じる。実際に運転してみないとなんとも言えないが、ハンドリングの違いも非常に気になるところだ。
そして最も気になる足つきだが、結論から言うと発表通り「ほぼ変わらない」のは間違いなかった。正確に言えば、またがった瞬間は少しだけ高さを感じるものの、体重をかけたタイミングでは柔らかなシートのウレタンが沈み、従来通りの足つきを見せてくれたのだ。けしてぐにゃぐにゃしているわけではないのだが、柔らかいながらもしっかりとライダーを支えてくれるのが不思議な感じ。この安心感を例えるなら「人をだめにするソファ」だろうか(もちろんぐにゃぐにゃと柔らかくはない!)。
実際、カフェのほうは従来通りのシートが採用されているため、シート高は明らかに高く、ライダーの身長を選ぶ雰囲気だった。この違いは明確なため、足つきが気になるライダーのみならず、柔らかいシートが必要なロングツアラー、ラグジュアリーな雰囲気を楽しみたいライダーにとっては、この新型ERGO-FITローシートは確実に恩恵を得られるものといえ、ぜひZ900RSオーナーには一度体験してみてほしいものだ。
というわけで新旧Z900RSの足つきチェックをしてみた結果、新型では足つき性は変わらないまま、むしろ快適性が高まっているという事実を知ることができた。さらにハンドル位置の変化はこれまでハンドルが遠かったライダーにとっては大歓迎できる要素。小柄なライダーにとって扱いやすく進化した、という改良点は誰にも納得できるものとなっていた。現段階では電子制御や装備の進化についてを知ることはできなかったが、今後は実際にライディングをして、その性能の変化についても確認してみたい。
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新型Z900RSはシート高が上がったのに足つき性は変わらず!? そんな甘い話が真実か実際にチェック【身長165cm足つき〇】【画像ギャラリー】
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