無謀な規制緩和で誰が得する? 「免許もヘルメットもミラーも不要」 電動キックボードの危険性はないのか

政府に意見する最後のチャンスがやってきた

パブリックコメントは国民の声を直接、政府に届ける機会。一般市民と国の考えのギャップを埋めるチャンスでもある
パブリックコメントは国民の声を直接、政府に届ける機会。一般市民と国の考えのギャップを埋めるチャンスでもある

 ――実際、電動ボードに関する規制緩和は賛否両論だ。「否」の方が多数派と思われるものの、粛々と法改正が行われようとしている。ただし現時点では、あくまで「改正案」であり、1月20日~2月18日の期間、国民より意見を募集するパブリックコメントが行われている。

 これが政府に直接意見をぶつけ、規制緩和の内容を変更させる最後のチャンスになるだろう。

 パブコメによって法改正が変更されたケースは、筆者の知る限り、ごく少数ながらある。2006年に国土交通省から実状を無視した二輪騒音規制案が出され、実現すれば逆輸入バイクや外国車が日本で販売できなくなる事態になった。しかしパブコメで多くの反対意見が集まり、見送られた過去がある。

 今回の改正案に意見のある人は、ぜひパブコメ(https://www.npa.go.jp/news/consultation/index.html)までコメントを送って欲しい! あなたの行動が未来を変えるかもしれない。

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