車両メーカーからの反響も。旧車を乗り継ぐために普及を期待
オートサロンの展示は大きな反響があり、車両メーカーからも問い合わせがあったという。「今すぐ事業化することは考えていない」とのことだが、「将来的にはメーカーが金型レスで補給部品を出し続けてもらえるお手伝いをしたい」と話す。
また事業化した場合、著作権や、どこまで品質保証するのかといった面も今後の課題だ。とはいえ、来年のオートサロンへの出展は未定ながら、CR110のシリンダーヘッド(通称ミッキーマウスとして有名)や、RZ350のシリンダーヘッドの製作に向けて既に動き始めているという。
貴重な車両を動く状態で乗り継いでいくために、部品の再生は今後ますますニーズが増すばかり。金属3Dプリンターは絶版パーツの問題をクリアする決め手になりそうだ。今後、さらにコストがリーズナブルになり、一般化することを期待したい。
【画像ギャラリー】厚さ0.5mmのエキパイに超微細な造形など金属3Dプリンターの実力を見る!(12枚)画像ギャラリー
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