電車とバスを交互に乗り継ぐ移動が楽しすぎる!! 愛知県の通り抜けなら豊鉄バス一択で決まり!!

■早めの引き上げ

 田原駅→伊良湖まで結構距離があり、バスの乗車時間は57分とそれなりに長い。11:00発で行くと、終点で比較的キレイにフェリーへと接続してくれた。

フェリー乗り場のある伊良湖岬/伊良湖港。道の駅が併設されているのも楽しげ
フェリー乗り場のある伊良湖岬/伊良湖港。道の駅が併設されているのも楽しげ

 伊良湖〜鳥羽間は直線距離で20kmあるかないか。ここを伊勢湾フェリーが約60分で結んでいる。船に乗り、次に降り立つ場所はもう三重県だ。

フェリーで三重県の鳥羽にコマを進めた
フェリーで三重県の鳥羽にコマを進めた

 鳥羽に着いたのが13時過ぎ。まだ全然先へ進める時間帯であるが、次の方面を思案して候補に上がったルートが、バスのダイヤ的に当日でも翌日でも結果が同じになりそうだったのと、せっかく三重の大型観光地に来たのもあり、その恩恵を頂戴しようと鳥羽に泊まることにした。

せっかくなので、まあちょっと定番のところ見てきましょ
せっかくなので、まあちょっと定番のところ見てきましょ

 どこを切っても観光色が滲み出てくるホテルを予約して、場所が鳥羽のフェリー乗り場から3kmくらい。送迎対応はやっていたが、ここでもルール的な問題が。送迎はバスの一種に含めてあるため、往路/復路のどちらかを徒歩にしないとダメなこと。

 送迎は帰りでいいか、と判断して歩いていったところ、ホテルが思いのほか小高い山の上にあったので、確率50/50の賭けに負けたような気がした。電車/バス交互乗り継ぎルールは地味に過酷だ。

宿への道則、それはアスファルトの登山。あ〜バス乗りたい
宿への道則、それはアスファルトの登山。あ〜バス乗りたい

 この続きはまた次回。三重県を代表するあの名バス路線が廃止になるなんて、現地にいる時は知らなかったなぁ……。

【2日目の行程】
【バ】豊橋駅前→(豊鉄バス伊良湖本線)→老津
【電】老津→(豊橋鉄道渥美線)→三河田原
【バ】田原駅前→(豊鉄バス伊良湖本線)→伊良湖岬/伊良湖港
【船】伊良湖港→(伊勢湾フェリー)→鳥羽港→(徒歩)→ホテル

・運賃合計:3,780円
・乗車時間:156分
・移動距離:74.3km

【交互乗り継ぎ基本ルール】
(1)各種公共交通機関を、種類が連続しないよう乗り替えながら移動
(2)乗っている列車やバスが終点に着いた場合、必ず別種の交通機関に乗り換える。途中で降りるのは自由
○:電車→バス→電車→バス→電車…
×:バス→電車→電車→バス→バス…
(3)電車で同じ駅を2回通ってはいけない
(4)ホテル等の送迎サービスとタクシーは「バス」に含める
(5)船(リセッター)利用可。ただし船→船への乗り継ぎはNG
(6)徒歩移動は最後に利用した交通手段の延長線上
(7)新幹線は1日1回のみ利用可・距離100.99kmまで
(8)送迎とタクシーは合わせて1日1回のみ利用可・距離9.99kmまで
(9)初電→終電・初バス→終バス みたいなのは忙しないのでよしとこうや
(10)デジタルガジェットのフル活用可・ただし絶対にメモを取ってはいけない

【利用できない乗り物】
高速バス、夜行列車、飛行機、距離100.00km以上の航路

【画像ギャラリー】旅情豊かな渥美半島回りの愛知→三重(14枚)画像ギャラリー

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