ランクル アルファードは何位?カテゴリー別「馬力王」国産&輸入車選手権

ランクル アルファードは何位?カテゴリー別「馬力王」国産&輸入車選手権

 クルマ好きにとって「馬力」という言葉は何物にも代え難い魅力を持つ「魔物」だ。

 アクセルを踏み込んだ時に生まれる、体をシートに押し付けてしまうかのような強靭なパワー。その魅力に一度取り憑かれてしまったら最後、環境規制だの時代の流れだの、のっぴきならない事情は重々理解しつつも、逃れることはできない。

 ここではそんな野放図な魅力を内包した「馬力王」たちを、カテゴリー別・ランキング形式でご紹介。下火になった感のあるパワー競争だが、じつは大馬力のモデルが、各カテゴリーに投入され続けているのだ。

※本稿は2021年4月のものです
文/ベストカー編集部 写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2021年5月10日号

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■国産スポーツ馬力王

 まずはスポーツ系モデルの馬力王ランキングだが、やはりというか、日産のGT-Rがトップ2を獲得した。1位はニスモチューンのGT-Rで、ノーマル仕様を押さえて堂々の戴冠。とはいえ2位のGT-Rも570psを発生するモンスターではある。

 同じくレクサスLFAもランクイン。このあたりは順当といえるが、6位のNSXには注意が必要だ。ランク表に記された507psはエンジンのみの出力で、ハイブリッドカーであるNSXの電動モーターを合わせたシステム最高出力は581psで2位となる。

●1位:日産GT-R NISMO 2020(2019年)/日産GT-R NISMO(2014年)600ps/6800rpm

 R35型GT-RをワークスレースチームNISMOがチューン。NISMO専用のVR38型エンジンにはGT3タービンやインジェクター駆動回路が装備され、大出力を達成。

パワー競争は止まらない!? カテゴリー別馬力王選手権
日産 GT-R NISMO

●2位:日産GT-R(2019年)570ps/6800rpm

 2007年にスカイラインシリーズから脱却し、独立したスペシャルティカーとなったR35型GT-R。VR38DETT型エンジンは年々改良が施され、2019年発売モデルでは570psをマーク。

パワー競争は止まらない!? カテゴリー別馬力王選手権
日産 GT-R(2019年)

●レクサス LFA(2010年)560ps/8700rpm

 レクサスブランドから2010~2012年に200台のみ製造されたスーパースポーツカー。フロントミドシップに4.8LのV10エンジンを搭載し、自然吸気式ながら560psを発生。

パワー競争は止まらない!? カテゴリー別馬力王選手権
レクサス LFA(2010年)写真は標準タイプ

●10位までをチェック!
・4位…日産 GT-R(2011年)/550ps/6400rpm
・5位…日産 GT-R(2010年)/530ps/6400rpm
・6位…ホンダ NSX Sport-Hybrid SH-AWD(2016年)/507ps/7500rpm
・7位…日産 GT-R(2009年)/485ps/6400rpm
・8位…レクサスRC F(2019年)/481ps/7100rpm
・9位…日産 GT-R(2007年)/480ps/6400rpm
・10位…レクサスLC(2020年)/477ps/7100rpm

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