「今のクルマは個性がない」なんてとんでもない!! 芸達者現行車 10選

子育て中の奥サマは一度乗ったらやめられない! 「タント」の運転席ロングスライドシート

一芸は万芸に通ず!! 知られざる芸達者な国産モデル10選
軽自動車のスーパーハイトモデルの先駆者であるタント。軽自動車初の駐車支援システム「スマートパノラマパーキングアシスト」が設定されていることも話題に

 大開口のミラクルオープンドアや乗り降りが楽な回転シートなど、カユいところに手が届く充実装備が人気を博すダイハツのタント。だけど、それ以上に注目してほしいのが540mmという最大スライド量を実現した世界初の運転席ロングスライドシート。

 運転席と後席間の室内ウォークスルーができたり、運転席に座ったまま後席の子どもの世話ができたり、後席の荷物を簡単に取ることできたり、極めつけは助手席も380mmのスライドが可能なので、ミラクルオープンドアから運転席への乗り降りも可能なこと。便利このうえなし!

その存在がもはや一芸! 「カローラ アクシオ」は国産5ナンバーセダン最後の砦!?

一芸は万芸に通ず!! 知られざる芸達者な国産モデル10選
ハイブリッドでも213万4000円、エントリーモデルなら155万7600円というリーズナブルな価格設定も魅力

 ひと昔前なら挙げだしたらきりがないほどのラインナップを誇った5ナンバーセダンだが、現在、新車で買えるのはなんと! トヨタのカローラ アクシオのみ。

 今や絶滅危惧の危機に瀕している5ナンバーセダンだが、とはいえ日本の道路事情にフィットするサイズ感や取り回しの良さは大きな利点。アクシオを含めたカローラシリーズは今年、世界累計販売台数が5000万台に達する金字塔を打ち立てただけに……多様性が叫ばれている今、カローラ アクシオだけは時代の波に呑まれることなく、5ナンバーセダンを維持し続けてほしい。

現行軽乗用車で最小回転半径が一番ちっちゃい「アルト」なら狭い道もコワくない!

一芸は万芸に通ず!! 知られざる芸達者な国産モデル10選
小回りのきくクルマは実際に乗ってみると実に快適! 軽視されがちだが、最小回転半径は重視すべき数値なのだ

 普段はあまり気にしないけれど、毎日使うクルマにおける小回り性の良し悪しは意外と重要。狭い道幅や複雑に入り組んだ道、狭い駐車場が点在する日本では、取り回しの良いクルマが重宝する。

 そこで注目したスペックが最小回転半径。“乗用車で一番小さい”という観点で現行モデルの最小回転半径を調べた結果、第1位はアルトの4.2mだった。一般的に4.5m以下なら小回り性が良いクルマ、5.5m以上は小回り性が悪いクルマといわれているが……ちなみに、皆さんは自分が乗っているクルマの最小回転半径を知っていますか?

白線がなくても楽チン駐車で超便利! 「アクア、ヤリス、MIRAI、ヤリス クロス」に搭載! アドバンスト・パーク

一芸は万芸に通ず!! 知られざる芸達者な国産モデル10選
今後、続々と搭載されるであろうアドバンスト・パーク。このシステムを搭載しているだけでも芸達者に認定できるほどの優れものだ

 誰でも簡単に駐車できる駐車支援システム搭載車両が増えた昨今だが、なかでも秀逸なのがアクア、ヤリス、MIRAI、ヤリス クロスが搭載するアドバンスト パーク。

 なぜなら、区画線で区切られた駐車場での駐車だけでなく、事前に駐車位置を登録しておけば区画線のない所での駐車操作もアシストしてくれる世界初のメモリ機能を搭載しているから。駐車場所の横に停車→アドバンスト・パークスイッチON→開始スイッチONであら不思議? あっという間に駐車できるのだ。その感覚は、まるでテーマパークのアトラクションのよう!

【画像ギャラリー】「芸は身を助ける」を体現する現行車たちを一気に画像で見る(21枚)

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