GRMNヤリスに見る「国産車800万円超えのインパクト」はどんなものか!?

GRMNヤリスに見る「国産車800万円超えのインパクト」はどんなものか!?

 今年の東京オートサロンでデビューしたGRMNヤリス。ベースのGRヤリスに対してボディや駆動系に徹底的に手を入れた仕様として登場した。それにより相当な走行性能のアップを果たしたようだ。

 が、価格もまた700万~800万円と爆上がり⁉ それだけのものなのか? また、過去の同価格帯のホットモデルについても比較し、GRMNヤリスの期待度の高さについて検証していきたい!!

文/萩原文博写真/トヨタ、スバル、ステランティス、ベストカー編集部

【画像ギャラリー】「GRMNヤリス」はベースの「GRヤリス」に対して、どこがすごい?? 徹底調査!!(25枚)画像ギャラリー

■オートサロン2022会場でひと際輝きを放ったGRMNヤリス

 2年ぶりに今年1月にリアル開催となったカスタムカーの祭典、東京オートサロン。厳しい入場制限が行われるなか、2年分のパワーを爆発させたイベントとなった。

 特に注目度が高かったのが自動車メーカーブース。ホンダは2022年中に発売する新型シビックタイプRにカムフラージュを施した状態で展示した。また、日産では今年6月から販売開始する新型フェアレディZの発表そしてカスタムカーを展示して大いに盛り上げた。

ホンダからはシビックタイプRがご覧の偽装を身に纏ったまま登場! ノーマルのシビックと比較すると、かなり過激なモデルとなりそうな雰囲気を全身からみなぎらせていた!
ホンダからはシビックタイプRがご覧の偽装を身に纏ったまま登場! ノーマルのシビックと比較すると、かなり過激なモデルとなりそうな雰囲気を全身からみなぎらせていた!

 そしてトヨタブースでは、発表されたばかりの売れ筋ミニバン、新型ヴォクシー/ノアのカスタムカーをはじめ、カスタマースポーツの最高峰であるGT3カテゴリーのGR GT3 Conceptや年内に発売予定の新型EV(電気自動車)、bZ4Xのカスタマイズカーを展示するなど、カスタマイズ領域は搭載するパワートレーンにこだわらない姿勢を示した。

今年発売されるトヨタ初の本格BEV「bz4X」にも早くもカスタマイズ仕様登場⁉ 純ガソリンモデルのGRヤリスとは対極の位置にあるモデルだが、あらゆるモビリティに対応するとしたトヨタの意思の表われでもある
今年発売されるトヨタ初の本格BEV「bz4X」にも早くもカスタマイズ仕様登場⁉ 純ガソリンモデルのGRヤリスとは対極の位置にあるモデルだが、あらゆるモビリティに対応するとしたトヨタの意思の表われでもある

 トヨタブースでひと際目立っていたのが、GRヤリスをフルチューンモデルとして、登場したGRMNヤリス。2022年夏頃より500台限定で発売予定となっていて、1月14日から専用webサイトで予約が始まった。

 車両本体価格731万7000~846万7000円というコンパクトカーとしては激高なGRMNヤリスはいったいどのようなモデルなのか。そしてこのクルマは今後どのような存在になるのかを予想してみた。

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