2024年頃から、日本メーカーの海外生産車が続々と登場している。はたしてこれらは「買い」なのか!? ここでは、2024年10月に日本での販売を開始したスズキ フロンクスを取り上げ、「○」な部分と「×」な部分を分析してみよう!!
※本稿は2025年2月のものです
文:渡辺陽一郎/写真:スズキ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年3月10日号
スズキ フロンクス(生産国:インド 2024年10月登場)
インドの工場で生産されるコンパクトSUVで、現地の税制で有利になるため、全長は4mを下まわる。直列4気筒1.5Lマイルドハイブリッドを搭載する。
●フロンクスの「○」なところ
日本で使いやすいサイズ。小さなボディは最小回転半径も4.8mに収まり、全高も1550mmで立体駐車場を利用しやすい。
車内は広く、身長170cmの大人4名が乗車して、後席に座る乗員の膝先に握りコブシが2つ入る。価格は250万円を超えるが、カーナビまで標準装着して割安。内装も上質だ。
仮にカーナビがオプションだとすると、ブラインドスポットモニターなどを標準装着しながら実質価格は235万円になる計算。
●フロンクスの「×」なところ
前輪の指定空気圧が250kPaと高いことも影響して、時速40km以下では乗り心地が硬い。
前席は座面の左右が柔らかくサポート性が不足する。リアゲートを寝かせたスタイルだから背の高い荷物を積みにくい。サイドウィンドウの下端が高いため、後方視界もいまひとつ。
●スズキ フロンクス 5つ星評価
・エンジン:★★★☆☆
・ハンドリング:★★★★☆
・内装の質感&居住性:★★★★☆
・使い勝手:★★★☆☆
●オススメ度:★★★★★
●スズキ フロンクス(プロトタイプ)の主要諸元
・全長×全幅×全高:3995×1765×1550mm
・ホイールベース:2520mm
・車両重量:1035kg
・エンジン形式:1.5L、直4DOHC+モーター
・最高出力:103ps/6000rpm
・最大トルク:13.9kgm/4400rpm
・トランスミッション:6AT
・最小回転半径:4.8m
※諸元はバーレーン仕様
コメント
コメントの使い方CX-3やヤリスクロスみたいな更に安い車種と比較しなければ良い車なんですが、一つ気になるのはヴェゼル同様、
後ろの車から見るとリアアクスルが丸見えなこと。非常に安っぽいし、オンロードSUVと相反する部分