フリードが売れ続ける理由 宿敵シエンタに勝っているところ

燃費と価格は不利でも選ばれるフリードの本質

 気になる燃費は、フリード(AIR 6人乗り)のガソリン車は16.5km/L、e:HEV(ハイブリッド車)が25.6km/Lと、シエンタ(X、5人乗り、ガソリン車:18.4km/L、ハイブリッド車:28.4km/L)と比較すると、わずかにシエンタがリードしています。価格(税込)も、シエンタが207万7900円~332万2000円であるのに対し、フリードは262万3500円~337万1500円と、購入時の負担や燃費性能といった維持コストの面では、シエンタに優位性があります。

 しかしながら、「人を乗せて快適に移動する」というミニバン本来の価値においては、フリードの完成度は非常に高く、とくに後席快適性は大人数で移動する機会が多い人には大きな魅力となるはずです。

 デザイン面も、現行型ではシンプルで上質な「AIR」と、SUVテイストを加えた「CROSSTAR」という2つのキャラクターが設定されており、子育て世代だけでなく、夫婦2人での使用やアウトドア志向のユーザー、さらにはアクティブなシニア層まで幅広いライフスタイルに対応し、誰が使っても不満を感じにくい完成度を誇ります。内装の質感もフリードのほうが上質で、所有満足度は高いでしょう。

 ファミリーからアクティブ派まで、多くの人にとって「ちょうどいい」と感じられる懐の深さ。それこそが、フリードが長年にわたり支持され、選ばれ続けている理由といえそうです。

上級モデルのステップワゴンをコンパクトにしたようなスタイリングのフリード。現行モデルはデザインの完成度も高いと評価されている
上級モデルのステップワゴンをコンパクトにしたようなスタイリングのフリード。現行モデルはデザインの完成度も高いと評価されている
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