■軽スーパーハイトワゴンの新ジャンルを確立 ダイハツ 主力車の変遷
ダイハツは1995年夏に「ムーヴ」を発売し、軽自動車のハイトワゴン市場に打って出た。1998年には新規格に生まれ変わり、安全性能を大幅に高めるとともに機能性と走りも磨いている。それまでダイハツの主力は「ミラ」だった。が、この時期から広くて快適なムーヴが主役になっている。
このムーヴのお株を奪ったのがスーパーハイトワゴンの先駆車となった「タント」だ。初代は子育て世代のママのハートをつかんだ。これを発展させた2代目は、左側のピラーを取り去ったミラクルオープンドアを採用し、利便性をさらに高めている。初代の弱点だった大きなロールも解消し、操縦安定性を向上させた。
2020年のダイハツのエースも「タント」である。2019年夏に登場した4代目はキャビンの快適性と利便性をさらに高め、走りの質感と実用燃費にもメスを入れた。また、充実した安全装備も自慢のひとつ。
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