新型レヴォーグvsカローラツーリング ここが推し!対決やいかに!? 

■憧れ価格のレヴォーグに対してカローラスポーツは現実的な価格帯

 衝突被害軽減ブレーキは、両車ともに歩行者や自転車を検知する。誤発進抑制機能も採用した。その上で比べるとレヴォーグは右左折時の直進車、横断歩道上の歩行者も検知して緊急自動ブレーキを作動させる。

 さらにグレード名の末尾に「EX」の付く仕様では、アイサイトXが搭載され、運転支援システムに時速50km以下の渋滞時における手離し機能も採用した。

アイサイトXには、カーブ前速度制御や、料金所前速度制御、アクティブレーンチェンジアシストのほか、50km/h以下での渋滞時ハンズオフアシスト、渋滞時発進アシストも備わる
アイサイトXには、カーブ前速度制御や、料金所前速度制御、アクティブレーンチェンジアシストのほか、50km/h以下での渋滞時ハンズオフアシスト、渋滞時発進アシストも備わる

 そのいっぽうで価格はカローラツーリングが安い。1.8Lノーマルエンジンを搭載する「S」は221万6500円だ。レヴォーグ「GT」は310万2000円で、アイサイトXや11.6インチセンターディスプレイなどが備わる最も買い得な「GT-EX」は348万7000円になる。

 カローラツーリング Sの購入予算は、諸費用を加えて(任意保険料と値引きは除く)約240万円だが、レヴォーグ GT-EXは370万円くらいだ。

 レヴォーグの購入予算は、2Lノーマルエンジンを搭載するトヨタ「ハリアー G」、あるいは日産「セレナ e-POWER ハイウェイスターV」などと同等になる。日本車の売れ筋価格帯の中では高い部類に属する。

 カローラツーリングの購入予算は、1.5Lノーマルエンジンを搭載するコンパクトSUVのトヨタ「ヤリスクロス」、コンパクトミニバンのトヨタ「シエンタ」などと同等だ。多くのユーザーにとって購入しやすい中心的な価格帯に収まる。レヴォーグが憧れの価格帯なのに対して、カローラツーリングは現実的だ。

【画像ギャラリー】気になる両雄の詳細をチェック!! 新型レヴォーグとカローラツーリング一挙比較

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