■知事からの条件(2) 馬力があって故障しない
知事の言う「馬力があって故障しない」をストレートに理解をすると「普通は、馬力あると故障しやすい」ということになる。果たして馬力のあるエンジン積んだクルマって壊れるのだろうか。
私の知るかぎり馬力あるエンジンほど、一般的な使い方だと故障しない。それとも知事を乗せたら全開全開また全開で走るんだろうか? だとしたら運転手やりたい。となるとGT-Rかな。警察を気にせず走れたらGT-Rほど楽しいクルマ、なし!
そもそも知事の公用車に馬力が必要なんだろうか。どういった時に馬力を使うのか教えてくれたら理解できるけれど、“センチューリ”ですらアクセル全開にすることなんかないと思う。この目的に合ったクルマは山ほどあり、どれを選べばいいのか迷う。
迷ったら公用車として比較的よく使われているクラウンでいいじゃないか。セダンでリアシート広いのがお好みならカムリやアコードなんかもよいチョイスだと考える。
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■県知事からの条件(3) 信頼性の高い走行性
知事は信頼性の高い走行性が必要だと言ったけれど「おっさん日本車をナメとんのかぃ?」です。イマドキ信頼性の低い走行性のクルマってあるのか。軽自動車だって10万km走って問題など、なし! いや、20万kmだって走る。
リース期間中、毎日200km走ったとして壊れるクルマなんかないですよ。といった観点からすれば、この条件に合うのはミライース以上ということになりますワな。
日本車なら何でもよい。ということでマジに信頼性だけでクルマ選びをするというなら、85万6000円のミライースに乗るべきだ。
じゃなければ86万3500円のアルト。どうしてもトランク付きのクルマじゃなくちゃヤダと、ダダをこねるのなら154万円のカローラアクシオなどいかがだろうか?
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■知事からの条件(4) 安全性
衝突安全性ということであればセンチュリーにかぎらず、アメリカやヨーロッパでも販売している新しい世代のクルマを選んでいただければ何の問題もなし。ただ首長さんにとって重要なのは事故に遭うことじゃなく、事故を起こさない性能でしょう。
といった点からすれば最先端の自動ブレーキに代表される運転アシスト機能付きモデルが望ましい。性能だけで考えるなら本日時点で最も推奨できるのは新型レヴォーグです。
このクルマに乗っていれば、大半の事故を起こさないで済む。というか事故を起こすのが難しいと思う。ただ年寄りからすればステーションワゴンって厳しいかもしれません。その場合、最も新しい安全デバイスを持つハリアーあたりになるんでしょうかね。もちろんアルファードもOK。
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