新車旧車どんと来い! クルマ好き女性ジャーナリストが選ぶ好感度超アップの名車3選

■2.フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント

ハッチバックの新型のゴルフ8をベースにした新型のゴルフ ヴァリアント。ドイツ本国では発表済みで、日本での発売も近いと予想される
ハッチバックの新型のゴルフ8をベースにした新型のゴルフ ヴァリアント。ドイツ本国では発表済みで、日本での発売も近いと予想される

 レヴォーグ同様、ゴルフも頭にパッと思い浮かんだ一台。個性がとんがっているモデルよりも、性能やデザイン、機能性、すべてが丸く収まったクルマこそ、どんな人に対しても良い印象を与えることができるのではないかと思う。

 そして、ゴルフもまさにそれに当てはまるモデルだ。ヴァリアントを選んだのは、趣味でクルマを所有しているというだけではなく、きちんと自分で使い込んでいる感があって、アクティブなイメージを持ちやすいなと思ったからだ。

 「またワゴンかい!」と言われそうだが、安心感と信頼感を求めるとどうしてもワゴンに行き着いてしまう……。「SUV全盛期だけれど、今こそまたワゴンが見直されてもいいのかもしれない」と、個人的には思っている。

 輸入車というだけで抵抗がある人もいるかもしれないが、フォルクスワーゲンは、急に乗って来られても驚かないような、最も親しみやすい“ガイシャ”だと思う。

日本での現行モデルとなる7代目は、レヴォーグ同様、新型に切り替わったタイミングが、求めやすい価格になって狙い目だ
日本での現行モデルとなる7代目は、レヴォーグ同様、新型に切り替わったタイミングが、求めやすい価格になって狙い目だ

 ゴルフもレヴォーグ同様に、ピカピカの新型車ではなく、ちょっと使用感と生活感があるような5〜7代目の中古車が◯。おすすめのボディカラーは、白かシルバー。ゴルフはスタンダードすぎるくらいが丁度良い。

■3.ボルボ 240 エステート

ボルボ 240シリーズのワゴン版となるエステート。240シリーズの発表は1972年。その後、1993年まで発売された、ロングライフの人気モデルだ
ボルボ 240シリーズのワゴン版となるエステート。240シリーズの発表は1972年。その後、1993年まで発売された、ロングライフの人気モデルだ

 「ちょっと古めの旧車なら絶対これ!」と、おすすめするのは、ボルボ240エステート。「またまたワゴンかい!」という意見が聞こえてきそうだが、なぜか自然と浮かんで来てしまうので、すみません……。

 240の他にも、メルセデスなどの旧車のワゴンなどは、とにかくスタイリングがとてもかっこいい。一般的な女性の中でも、ちょっとおしゃれに敏感な人には、絶対に刺さるモデルだと思う。私の友人にクルマのことを聞いてみると、「四角いクルマが好き」という人が多い。

 以前、私の父が日産のラシーンに乗っていたのだが、いまだに友人に「あのクルマ良かったよね」と言われることがある。その感覚が女性共通と考えるなら、その究極は240だと思うのだ。

ファミリーで使うなら、カッコイイお父さんになれること間違いなし。日常や休日のレジャーなど、あらゆるシーンに合う佇まいが魅力
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 カッキリと定規で引いたかのような四角い車体。フロントマスクにちょこんと載せられているボルボのロゴマークもかわいい。ボルボを知らない女性こそ、240に興味を持つ人は多いと思う。ただ、問題なのは、程度の良い中古車が潤沢にはないこと。

 今、ボルボでは「クラシック・ガレージ」を立ち上げ、旧車の整備や修理から、レストア後のクルマの販売も行っているので、そういったメーカーの正規サービスを利用してみるのもいいかもしれない。

 ボディカラーは、どんな色でもかっこいいのでお好みで!(個人的には、退色していなければ赤、もしくはクリーム色が好み)

 「どんな女性にも好印象であろうクルマ」を選んでみましたが、結局「好きな人が乗っているクルマが一番好き!」という女性が一番多いと思うので、あくまで恋愛に発展する前の参考までに……。

【画像ギャラリー】新旧ワゴンの代表! 新型ゴルフ ヴァリアントとボルボ 240エステート

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