プレミアムエンジンとして一時代を築いた直列6気筒エンジンだが、時代の変遷とともにV型6気筒エンジンへの置き換えが進んだ。しかしここにきて、また直列6気筒エンジンへの注目が集まっている。
その理由のひとつは2019年にマツダが決算報告会見の場で、今後直6エンジン+FRプラットフォームの搭載車を展開することを正式に発表したことだ。そしてもうひとつは、直6をやめてV6へと方向転換したメルセデスベンツが、現行型Sクラスより直6エンジンを復活させたことだ。
ランドローバーもレンジローバースポーツに直6のガソリンエンジンを採用し、さらに直6のディーゼルエンジンも追加した。このディーゼルエンジンはディフェンダーにも採用されるなど、搭載車種を増やしている。
そこで今回は直列6気筒エンジン復活の理由と、投入されている最新技術について解説しよう。
文/鈴木直也、写真/BMW、LAND ROVER 、Mercedes-Benz、TOYOTA、ベストカー編集部
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