今後登場する可能性ゼロ!? リッター100ps超えの2L以下NAエンジン5選


■三菱5代目ミラージュRS

ミラージュ アスティRS。モータースポーツへの参戦を想定したモデルのため、パワーウインドウなし、エアコンはオプション設定と装備は簡素だった
ホンダのVTECに対抗すべく開発された1.6LのMIVECエンジンが最高出力175ps/17.0kgm(リッターあたり109ps)を発揮する


・1.6L 4気筒[4G92](リッターあたり109馬力)
・最高出力:175ps/8000rpm、最大トルク:17.0kgm/7000rpm

 1991年登場の4代目ミラージュに1992年に加わったスポーツモデルのサイボーグから、ミラージュはMIVECを持つ1.6Lスポーツエンジンの4G92型が搭載された。このMIVECエンジンは当時、シビックのVTECやレビン/トレノの4連スロットル&5バルブ+VVT(可変バルブタイミング機構)に対抗すべく、VTECに近い可変バルブタイミング&リフト機構を採用していた。

 4G92型エンジンを搭載したミラージュの隠れたホットモデルとなるのが5代目モデルのRSである。RSはモータースポーツ参戦を見据えたエンジンも含めチューニングを前提としたベースモデルで、装備内容はパワーウィンドウなし、エアコンはオプションとスパルタンなものだったが、その代わり価格は約140万円と安かった。

 それにも関わらず、エンジンはスペックこそスタンダードの4G92型とそう変わらないものの、軽量なチタン製吸気バルブや高回転重視の専用カムシャフトの採用、排気系の大口径化などが行われ、トランスミッションもギア比のクロス化やフライホイールの軽量化などが施された。

 5代目ミラージュRSは今になると存在自体を覚えている人も少ない非常にマニアックなモデルだっただけに、そのポテンシャルを知る人も少ないが、手を加えて完成の域に達した5代目ミラージュRSの戦闘力は本当に高かったに違いない。

高回転型のNAエンジンはもう登場しない!

 今後8000回転以上を許容し高出力を絞り出すNAエンジン、特に2L以下の小排気量エンジンが開発される可能性は限りなくゼロに近いだけに、現在その種のエンジンを搭載したモデルに乗っているオーナーの方々にはぜひ末永く大切に乗ってほしいと思います。

【画像ギャラリー】リッター120ps超え!? 日本が誇る最強NAスポーツたち

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