現代では消滅寸前だったリアエンジン・後輪駆動の「RR」車が、にわかに復権気配!?
2020年10月、ホンダ初の量産電気自動車「ホンダe」が発売された。同車初という話題性もさることながら、驚かされたのはその駆動方式。なんとリアにモーターを搭載し、後輪を駆動するRRを採用してきたのだ。
乗用車の駆動方式は長年、前輪駆動(FF)を採用する乗用車が圧倒的多数を占めている。その一方で、かつてフィアット 500(チンクェチェント)やフォルクスワーゲン ビートル、スバル360など大衆車で採用されたものの、現在ではすっかり廃れてしまったRR車が、なぜ今ふたたび増えているのか? 復権の可能性に迫る。
文/鈴木直也
写真/HONDA、VW、BMW、Renault、Daimler、Porsche、平野学、編集部
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