■あおる、あおられる、それぞれ運転マナーに問題があることは認識すべき
基本は「追いつかれたら譲る」こと。もちろん先行車がいるなら譲る必要なし(たまに先行車がいても車間距離積めてくる不届き者がいるけれどこれは天然。先に行かせて先行車をあおっているのを観察しましょう)。追い越し車線連続走行や、交通量少なく流れのよい道で後続車にストレス貯める走行はケンカ売る行為です。ノンビリ走りたいなら譲るべき。
車線変更もあおり運転の導火線になる。最も不快に感じるのは、直前&急にウインカーもなしでの車線変更(こうなると割込行為に近い)。
この3つが揃ったら大三元で、99%の人が「このやろう!」と思う。かなりの確率で嫌がらせをしてきます。100%あおらせた側が悪い。ハザードじゃおさまらないので、手やアイコンタクトで許しを請うべき。
混んでいる道での上手な車線変更は、
【1】なるべく早いタイミングでウインカー出す
【2】減速してくれるクルマがいたらユックリと進路変更
【3】終わったらサンキューハザード
これだけ守っておけば怒りはほぼ買わない。多少強引だったかな、と思うような車線変更でも、申し訳ないと考えるならサンキューハザード出しておくこと。これで怒るヤツは極めて少ない。
あおり運転される3大要素の三つ目は、優先道路への流入。「そいつぁ無理なタイミングでしょ!」という運転をされたら、誰だって不快だ。この行為をきっかけに怒りのスイッチ入っちゃう人って多いです。流入する側は悪いという意識がないため「なんであおられるんだ?」と思う傾向がある。空気読めない人って、どこにでもいる。
かといって、完全にクルマがいなくなるまで待っていたら、自分の後続車の怒りを買う。適当なタイミングで流入しないと道交法の基本概念である「円滑な流れ」にならない。ということで、後続車がいたら適当なタイミングで流入。少し近かったかな、と思ったならサンキューハザードで空気を和ませることを強く推奨しておきたい。
もちろん「あおってよい」という気持ちは200%なし。暴力や泥棒を推奨しないのとまったく同じこと。そもそも犯罪行為だ。いや、クルマという殺傷能力のある武器を使っての暴力なので、厳罰に処するべきだと思う。本当に危険な行為であっても、警察は立件が面倒なのか見逃す(一方、容易に取り締まるケースもあるから100%信用できない)。
いずれにしろ最悪のケースを考え、前後のドライブレコーダーは必須の装備になったと思う。装着したら必ず作動確認し、再生してキチンと撮影できているかチェックすること。自分に責任があるあおり運転であっても危険性あれば必ず警察に届けよう。ユーチューブなどで告発するのも被害者を増やさないという効能は大きい。あおり運転は悪い!
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