平成31年3月末現在の平均車齢は8.65年で前年に比べ0.05年延びて27年連続して高齢化するとともに、25年連続で過去最高齢となっている(軽自動車を除く)。ナンバープレートを付けている自動車が初年度登録してからの経過年の平均であり、人間の平均年齢に相当する。
一方、国内で新規(新車)登録されてから抹消登録するまでの平均使用年数は、平成31年3月末の乗用車(軽自動車を除く)の平均使用年数は13.26年となり、前年に比べ0.02年長期化し、4年連続の増加で過去最高となった。
まさに、人間の高齢化とともにクルマも高齢化を迎えている。新車を買うお金がないので、今乗っている愛車をいかにして長持ちさせるか、と頭を悩ませているに違いない。
しかし、昔に比べると、愛車を常日頃から点検チェックやメンテナンスをしている人は少なくなっている。
そこで、改めてクルマを長持ちさせるための簡単メンテナンス方法を、日頃から愛車のチェックを欠かせないDIYメンテナンスの達人、池畑浩が解説する。
ちなみに池畑氏の簡単なプロフィールですが、約30年にわたりVWに勤務し、現在は自動車事故調査資格のボッシュCDRアナリストになられています。
文/池畑浩
写真/池畑浩 ベストカーweb Adobe Stock
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