■スバル WRX STI タイプRA-R 2018年7月/限定500台
■中古車価格帯:約598万~約695万円。最大アップ率は約139%
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続いては、2018年7月に限定500台で販売されたスバル WRX STI タイプRA-Rだ。このタイプ RA-RはSTI創立30周年を記念してSTIと共同開発されたコンプリートカー。車両本体価格499万8240円、2018年7月19日~2018年12月17日の期間限定で販売された。
クルマの本質である「走る・曲がる・止まる」という性能を極限まで突き詰めたのが特徴。軽量化パーツの採用やパーツを簡素化することにより、ベース車両より約10kgの軽量化を実現。さらにエンジンはバランス取りを行い、最高出力329psを発生するEJ20型2L水平対向4気筒ターボエンジンを搭載。
インタークーラーの冷却効果を最大限発揮するために剛性を上げたパフォーマンスシュラウドや専用開発されたショックアブソーバーを採用。
さらにトレッドのアウト側とイン側の異なるコンパウンドの組み合わせによってドライ&ウェットどちらでも強力なグリップを発揮するミシュラン製パイロット スポーツ 4Sを採用するなど半端ないこだわりようだ。
現在、スバルWRX STI タイプRA-Rの中古車は2020年にはほとんど見かけなかったが、最近になって流通するようになり、現在は4台流通している。
中古車の価格帯は約598万~約695万円で、アップ率は約139%とEJ Final Editionと比べると低くなっているが、クルマとしてはこちらのタイプRA-Rのほうがレアと言えるだろう。
■スバル WRX STI S208 2017年10月/限定450台
■中古車価格帯:約443万〜約880万円。最も高値のS208 NBR CHALLENGE PACKAGEの最大アップ率は約124%
そして、スバル WRX STIからもう1台ピックアップしたのが、2017年10月に限定450台で販売されたS208だ。
SシリーズはスバルとSTIが共同でエンジンや足回りを専用開発し、外装・内装にも専用装備を追加した、スバルハイパフォーマンスカーのトップエンドモデルで、スバル車の限定車の中でも安定した人気を保っている。
S208はSシリーズ史上最高の性能と質感を実現した究極のドライビングカーを実現するため、エンジンは専用チューニングを施し、最高出力は329psまで向上。
フレキシブルタワーバーをはじめ、STIのシャシーパーツ類に加えて、可変減衰力サスペンションや19インチ鍛造アルミホイール、STI製レカロバケットシートなどスペシャルパーツを満載。
さらに、限定350台でドライカーボンルーフやドライカーボンリアスポイラーを装着したNBR CHALLENGE PACKAGEも用意されていた。新車時価格は626万4000円〜710万6400円で、現在、S208の中古車は9台流通していて、そのうち4台がNBR CHALLENGE PACKAGEとなっている。
価格帯は約443万〜約880万円で、最も高値となっているS208 NBR CHALLENGE PACKAGEのアップ率は約124%と今回紹介したWRX STIの特別仕様車の中ではアップ率は低めだ。
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