■トヨタ マークX GRMN 2019年1月/限定350台
■中古車価格帯:約530万〜約698万円。最大アップ率は約136%
トヨタでも高騰する限定車が多く見られる。まずは2019年12月に生産終了となったマークX。マークXの限定車で価格が高騰しているのが、2019年1月に350台限定で販売されたマークX GRMNだ。
マークX GRMNは2015年に限定100台で販売されており、今回が2回目となる。現在はこの2代目のマークX GRMNしか流通していない。
2019年1月に販売されたマークX GRMNは350RDSをベースに6速MTを組み合わせている。ボディには全252カ所にもおよぶスポット溶接打点の追加し、ボディ剛性を向上。
さらに新開発のアブソーバーを用いた専用のサスペンションやEPS(電動パワーステアリング)のチューニングと併せ、意のまま、思いのままとなるレスポンスを実感できるクルマに仕立てている。
外観では、フロントバンパーなど光輝部品加飾のダーク化、19インチBBS製鍛造アルミホイール&前後異サイズタイヤといった専用装備を装着。
新車時価格513万円で販売されたマークX GRMNだが、現在約16台の中古車が流通していて、価格帯は約530万〜約698万円。最大アップ率は約136%となっている。6気筒エンジン+MTのFRセダンはもう登場する可能性はかなり低い。
■トヨタ 86 14R-60 2014年10月/限定100台
■中古車価格帯:約348万〜約680万円。最大アップ率は約108%
続いては先日、新型モデルが公開されたトヨタ 86。86は様々な特別仕様車を販売しているが、今回取り上げるのは2014年10月に限定100台で販売された14R-60。このモデルはTRDが手がけたコンプリートモデルで、サーキットで鍛えられた異次元の限界性能を感じることができる。というコンセプトで開発された。
エンジン本体はノーマルだが、吸排気性能の適正化を行っている。さらにクラッチの強化や機械式LSDの装着により、エンジンの出力を余すことなく路面に伝えられるようになっている。
さらに、車高調整式サスペンションやボディ剛性を向上させるフロントパフォーマンスロッドやリアブレースなどを装着している。ボディには空力性能を向上させるアイテムを纏い、その姿はレーシングカーのような雰囲気に仕上げられている。
新車時価格は630万円の14R-60だが、現在中古車は7台流通していて、最大のアップ率は約108%となっている。
■トヨタ GRスープラRZ マットストームグレーメタリック 2019年5月/限定24台
■中古車価格帯:約1000万〜約1025万円、最大アップ率は約142%
GRスープラRZ マットストームグレーメタリックの中古車情報はこちら!
トヨタ車最後に紹介するのはGRスープラ。2019年5月に販売開始したGRスープラだが、この時に限定24台で専用ボディカラーのマットストームグレーメタリックのRZが車両本体価格722万円で販売された。
現在このマットストームグレーメタリックのスープラRZの中古車は2台流通していて、価格帯は約1000万〜約1025万円で、最大アップ率は約142%と暴騰している。ボディカラーだけながら、限定24台というレアなところが値上がりの要因か。
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