■ダイハツ コペンクーペ 2018年12月/限定200台
■中古車価格帯:約250万〜約285万円。最大アップ率は約114%
軽オープンカーのダイハツ コペンにも特別仕様車が存在する。それが2018年12月に限定200台で発売されたコペンクーペだ。コペンクーペは丸目ヘッドライトを装着したコペンセロをベースにCFRP製のハードルーフを装着したモデル。
このハードルーフは開閉式のガラスハッチから荷物の出し入れが可能という利便性だけでなく、コーナリング時に安定性を高めるフロントスーパーLSDを装着するなどクーペらしく走行性能も向上させている。
コペンクーペは248万4000円〜250万5600円で販売されたが、現在、中古車は約6台流通していて、価格帯は約250万〜約285万円。最大アップ率は約114%となっている。
■日産 スカイラインGT-R Mスペックニュル、VスペックIIニュル/限定1000台
■中古車価格帯:3480万〜3580万円。最大アップ率は約587%
スカイラインGT-R Mスペックニュル、VスペックIIニュルの中古車情報はこちら!
そして、トリを務めるのは日産 R34型スカイラインGT-Rだ。2002年1月にファイナルバージョンとして1000台限定で販売された「Mスペックニュル」と「VスペックII ニュル」だ。
このモデルはエンジンのバランス取りや300kmメーター、特別塗装色ミレニアムジェイドを採用したモデルだ。新車時価格はVスペックIIニュルが610万円、Mスペックニュルが630万円だった。
現在、VスペックIIニュルの中古車が2台流通していて、価格帯は3480万〜3580万円。最大アップ率は約587%となっている。Mスペックニュルは2台流通しているがASKで価格は明かされていない。
以前、R34GT-Rの開発担当だった渡邉衡三さんにインタビューした際に、この価格高騰について尋ねてみると「クルマを愛してもらえるのは嬉しいことですが、本当に欲しい人の元に届かないというのは悲しいことでもありますね」と話してくれた。
人気モデルで稀少ということで価格が高騰してしまうのは市場原理で仕方ないことだが、なんらかの対策も必要な時を迎えているのかもしれない。
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