乗りなれないクルマでも、いつもと同じ「頭の位置」をつくること
普段は使わないクルマを運転する際は、まず初めに、頭がいつも運転しているクルマと同じ位置になるよう、シートの前後位置や背もたれの角度を調節します。次に、サイドミラーとルームミラーの角度を調節し、左右後方がミラー越しに見えるようにしておきます。
サイドミラーが、幅寄せでは最も重要な目印です。運転席から見た視界が毎回変わると、車両感覚はつかみにくくなってしまいます。
ホンダ車には「幅寄せしやすくなる」印が隠されている
2010年以降に発売されたホンダ車の多くには、一辺が4~5ミリの二等辺三角形の形をしたマークが、フロントウィンドウの縁に印字されています。これは、幅寄せする時に、無意識のうちに視線の動きを補正するアイテムなのです。
これにより、狭い路地などでの接触事故を減らすことができるそう。海外も含めたすべてのホンダ車に、三角マークをつけることにしているようです。
苦手な人は駐車場の白線を使って練習を
幅寄せが苦手という方は、幅寄せのコツをおさえたうえで、駐車場のラインを使って練習することをお勧めします。普段から、クルマを駐車場に止めたあと、クルマが白線枠のどこに止められたのか、確認する癖をつけておくと、どんどんスキルは向上していきます。
狙い通りに幅寄せが決まると、とても気持ちがいいもの。「狭い道を走っているときに限って…」と、感じることもなくなります。ストレスなく、ドライブが楽しめるようになると良いですね。
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