購入後でも着せ替え可能な構造が凄い!
自分らしさを表現できるクルマを追求し、内外装脱着構造「DRESS FORMATION(ドレスインフォメーション)」を採用。これはボディの外板を13個の樹脂パーツの集合体と捉えて、クルマは購入後のデザイン変更が難しいというこれまでの固定観念を覆し、購入後でもユーザーの嗜好に合わせたデザインそしてカラーの変更が可能という究極のドレスアップといえる。
また、外観だけでなく、内装も運転席/助手席加飾パネルやオーディオクラスターを変更可能となっている。この「DRESS-FORMATION」は2014年6月に登場したローブと2015年6月に登場したセロで行うことが可能だ。
例えばローブからセロへ行うドレスインフォメーションのフルセットは、ヘッドランプ、フロントバンパー、ボンネットフード、左右フロントフェンダーのフロントパーツ4点と、リアコンビランプ、リアバンパー、トランクフード、左右リアフェンダーのリアパーツ4点セット合計で38万1700円。セロからローブに行うドレスインフォメーションの場合も価格は同じだ。
なお、フロント4点セットのみ、リア4点セットのみの交換も可能でいずれも21万100円(すべて工賃は別)。交換可能な樹脂部品はボルト締め付け構造を採用しており、工具で簡単に脱着することができる。
そしてボディカラーは全9色。また、ダイハツ独自のラッピング技術として開発された「Dラッピング」を施したカーボン調のルーフは5万5000円となっている。
現行型コペンに搭載されているエンジンは最高出力64ps、最大トルク92Nmを発生する660cc直列3気筒DOHCターボの1種類。組み合わせるトランスミッションは5速MTとマニュアル車感覚でシフト操作が行える7速スーパーアクティブシフト付CVTの2種類。
駆動方式はFFのみで、燃費性能はWLTCモードで18.6~19.2km/Lとなっている。そしてコペンの象徴である電動開閉式のルーフはボタン操作一つで、約20秒で開閉可能。ルーフを開けた状態でもラゲージスペースは確保されている。
現行コペンのグレード構成は?
続いては現行型コペンのグレード構成を紹介する。
2014年6月に現行型コペンの先陣を切って登場したのがローブだ。スポーツカーとしての躍動感や流麗さを表現したデザインが特徴で、ボディはダブルスウィーブシルエットと呼ばれる2つのスイーブ(長く緩やかな曲線)のリズミカルな動きにより躍動感と流麗さを表現している。
LEDを採用したクリアランスランプはフェンダートップのキャラクターとフェンダーアーチにかかるV時形状で配置し、夜間でもひと目でコペンとわかる特徴的なグラッフィックを実現。現在プジョーが縦に延びるデイライトを採用しているが、コペンローブのほうがひと足先に採用していたのだ。
同年11月にはコペン2つ目の意匠となるコペン エクスプレイが登場。「タフ&アグレッシブ」をコンセプトとした内外装のデザインが特徴で、外観はスポーツカーシルエットとタフでアグレッシブなテイストを融合。ウェッジチューブシルエットに力強さを想起させるホイルフレア造形を追加。
多面体ボディと多角形グリルによって新ジャンルのスポーツカーを表現している。内装はブラックを基調として、インパネはセンタークラスターの骨格をインパネ上部まで張り出した「クロスフレーム」とすることで、タフでアグレッシブな斬新さを表現している。
翌12月にはローブの上級グレード「ローブS」を設定。このモデルはコペンローブをベースに、初代コペンに設定されたアルティメットエディション同様、スポーツプレミアムブランドのパーツを装着し、さらなる操舵の正確性向上とより引き締まった上質な乗り心地の両立を図ったグレードだ。
足回りにはダイレクト感あふれるハンドリング、操縦安定性とフラットな乗り心地を追求した専用設計のビルシュタイン製ショックアブソーバーを採用。内装には手触りと意匠にこだわり、スウェード調生地を使用したレカロシートを標準装備。さらにコペン専用デザインのBBS製鍛造16インチアルミホイールをオプションで用意している。
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