結論/どんな運転をすればクルマが長持ちするのか?
クルマは週に一度は、チョイ乗りではなく、ある程度の距離と時間、走行したほうが機械やゴムのコンディションは良い状態を維持できる。
また発進と停止を繰り返すストップ&ゴーが多いとブレーキやエンジンルーム内の熱が抜けにくいことなどにより、クルマへの負担は大きい。
そのため同じような年式の同車種で、チョイ乗りばかりで走行距離が短いクルマと高速道路での使用が多かったので過走行というクルマがあったら、後者のほうが調子はいいということも珍しくないのだ。
チョイ乗りの移動範囲ならクルマを使わず徒歩や自転車、公共交通機関を使うというのが理想なのだろうが、送迎や荷物のある買い物などクルマでないとならないことも多々あるのを考えると、それは難しい。
そうはいってもチョイ乗りしかしないという人もいるだろう。対策としては、シビアコンディションに応じたサイクルでエンジンオイルの交換を行うということだ。
シビアコンディションでは、アイドリング時間が長いクルマも含めエンジンオイルの劣化が進みやすいため、エンジンオイルの交換サイクルが通常のノーマルコンディションの半分になる。
具体的にはノーマルコンディションが1年もしくは1万km走行の早いほうなら、チョイ乗りの多い場合は、シビアコンディションの半年もしくは5000kmの早いほうといった具合だ。
時間がある時には空いた道を10km程度、できればエンジンを適度に回すのも含め走らせる。高速道路を走らせたほうがいい。
そして急の付く動作や渋滞はなるべく避け、停車時に据え切りをしないこと、タイヤの空気圧が下がり過ぎないようにすること、オイル管理と年に1度の点検を受けることが、クルマの寿命を伸ばして、安心して乗り続けられることにつながるのだ。
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