“世界戦略車”が日本で珍しい言葉ではなくなって久しい。
ちょうど2000年代に入った頃、日本車はグローバル化に舵を切り、世界各国で販売されるモデルを各社が打ち出すなかで冒頭の世界戦略車という言葉が強く打ち出された。
それから約20年。今やわざわざ世界戦略車という必要がないほど、世界各国で販売される日本車は増え、今や逆に日本でしか販売しないモデルを“国内専売車”というほど珍しい存在になった。
この20年で世界戦略車が日本のクルマ作りに与えた功罪とは?
文/御堀直嗣
写真/NISSAN、TOYOTA、編集部、Daimler
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