マツダ100%電動化でもEVは25%!? HV推し戦略の期待と課題

マツダ100%電動化でもEVは25%!? HV推し戦略の期待と課題

 マツダと言えばSKYACTIVテクノロジー。これはシャーシやエンジン、トランスミッションなど、主要コンポーネントに注がれたマツダの新しい技術の総称と言っていいものだ。

 2007年に初めて発表され、その後エンジンやトランスミッションが導入され始め、2012年にCX-5によって初めてすべてのSKYACTIVテクノロジーが投入されたクルマが完成した。その後の展開は周知の通りだ。2017年にはラージプラットフォームをFRとして、高級化を進めることを明らかにしている。

 コロナ禍によってクルマの売れ行きが不安定になった2020年、マツダの高級化戦略を不安視する報道もあった。今はどのメーカーも販売が復調しているけれど、世界経済が乱高下する昨今、そうした高級化志向をリスクと見る考えも少なくない。

 しかし先頃マツダは「中期技術・商品方針 2021」を発表した。結果から言えば、マツダのクルマを開発する取り組み、今後の商品計画はまったくと言っていいほどブレていなかった。しかも情勢に合わせて進化も果たしていたのだ。

文/高根英幸、写真/MAZDA

【画像ギャラリー】SKYACTIV、2030年の電動化、水素ロータリー……「中期技術・商品方針 2021」に見るマツダの未来


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