日本でも燃料電池トラックの開発競争が繰り広げられているが、その一番手を走っていると目されているのが三菱ふそうトラック・バスだ。
三菱ふそうは2019年の東京モーターショーで水素燃料電池小型トラック「Vision F-CELL」を公開し、翌20年に同機体の内外装に小変更を加えたコンセプトモデル「eキャンター F-CELL」を発表。
2020年代後半までに燃料電池トラックの量産を開始するという三菱ふそうの先兵「eキャンター F-CELL」の実力はどんなものだろう? 同社の川崎工場敷地内で試乗する機会を得たので、そのファーストインプレッションをお届けしよう。
文/多賀まりお 写真/フルロード編集部
*2020年9月発売トラックマガジン「フルロード」第38号より
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