日本車はウインカーが「右」、ワイパーは「左」、輸入車は基本的にウインカーが「左」、ワイパーが「右」というのは長年変わらない法則である。
昭和の時代に日本で販売された輸入車は、左ハンドル車が多かったため、この区別は明確だったが、平成に入り輸入車も右ハンドルがほとんどという時代になると、クルマを乗り換えた際にウインカーとワイパーを混同することも多い。
そのため、「いっそのこと、日本車も輸入車と同じ左ウインカー、右ワイパーに統一してもいいのでは?」と感じることもある。
そこ、本稿では「日本車と輸入車でウインカーとワイパーの左右が違う理由」を改めて考察してみた。
文/永田恵一
写真/Honda、Adobe Stock、Daimler、Ford
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