今、自動車業界は100年に一度の変革期を迎えている。脱炭素社会を実現するため、世界の自動車メーカーがEV(電気自動車)やFCV(燃料電池車)へのシフトを鮮明に打ち出してきた。
温暖化に敏感な国はCO2(二酸化炭素)排出量にこだわり、ゼロエミッションのEVを優遇する戦略をとるようになっている。ハイブリッド車を含むエンジン搭載車の販売禁止を打ち出す国も増えてきた。
しかし、高回転まで気持ちよく回り、官能的な排気サウンドを放つ内燃機関のガソリンエンジンに魅せられているカーマニアは今も多い。
電動化の前に、最高に気持ちいいエンジンのクルマに乗っておきたい、と思っている人は少なくないはずだ。排ガス規制や音量規制が厳しくなっているから、独特の味わいを持つ気持ちいいエンジンは年を追うごとに少なくなっている。今が最後のチャンスだ。
さて、そんな人に、最高のエンジン車として、片岡英明氏がお薦めするのが、直列6気筒エンジンと、ロータリーエンジンである。
文/片岡英明、写真/トヨタ、日産、マツダ、BMW
【画像ギャラリー】このフィーリングとサウンドを記憶に焼き付けろ!! 直6&ロータリーよ永遠に!!
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