カーラジオノイズの原因と対策
■配線不備
オーディオを変えた、スピーカーを変えたなど、パーツ交換をしたあとで、ノイズが乗るようになってしまった場合。例えば、CDの音はクリアに出るけれど、ラジオが入らない場合には、オーディオとアンテナを繋ぐ配線に、何らかのトラブルが起きていることが考えられる。
CDの音すら出ない場合には、カーオーディオとスピーカーを繋ぐ配線のミスが考えられる。コネクター抜けや、アンプのアースを車体で正しく繋がれているかなどを、まずは確認してみよう。
配線を繋いだつもりでも、ケーブルの金属部分のホコリや汚れによって、通電がされない「接触不良」が起きていることも考えられる。金属同士が触れるよう、「グリグリ」とねじ込んだり、接点復活剤を使うなどの対策も有効なので、やってみてほしい。
■オルタノイズ
オルタネーターが発するノイズを、カーオーディオ本体が拾ってしまい、エンジンの回転数に合わせて、「ジジジー」 「ヒューン」などのノイズが、ラジオの音声にのることがある。これは、クルマとオーディオの相性が良くないときに起こる現象だ。
純正オーディオは、自動車メーカーがオルタノイズ対策を織り込んでいるため、普通ならば起こりえない現象だ。もし、社外品のオーディオへ変更したなど、原因が思い当たる場合には、オルタノイズ専用のノイズフィルターを付けるのがベターだ。
情報取得の手段はいくつか用意を
高速道路を走行中は、事故や災害、悪天候による交通情報を得るため、AM 1620Hzのハイウェイラジオは必須。だが、エリアによっては受信できないタイミングもあるため、スマホに交通情報アプリを入れておくと安心だ。
ドライバーひとりの場合、運転中の確認はできないが、同乗者がいれば、チェックしてもらうことはできる。細やかな渋滞情報や、ライブカメラの映像も映せるアプリもある。
AMラジオは、雷雲の接近も知ることができる。AMラジオは雲放電が起こると、「ガリッガリッ」というノイズを発生させる。このノイズの間隔が短くなったり大きな音で連発するようになったら、雷雲が近づいているかもしれない。
災害が多くなっている昨今、情報取得の手段はいくつか用意しておきたいところだ。
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