いまや軽自動車にも広く搭載されるようになった、自動運転レベル2の先進運転支援システム(編集部註/厳密にいうと「レベル2」までは「自動運転技術」ではなくあくまで「運転支援技術」というべき)。「レベル2」とは、運転操作の一部を、クルマ側がアシストしてくれる状態のこと。
運転の主体はあくまで運転者ですが、運転操作の多くをシステムが支援してくれることで、運転者の負荷を軽減することができるほか、常にシステムが監視することにより、事故を防いだり、被害を軽減する、といった効果が期待されています。
自動運転レベル2のなかでも、ACC(アダプティブクルーズコントロール)やLKA(レーンキープアシスト)は一般的になりましたが、そこから先のハンズオフ制御まで考えると、技術内容や出来栄えは、メーカーによってちょっとずつ違っています。
「興味はあるけど内容が複雑で比較が面倒」というかたもおられるでしょう。そこで今回、現役の車両開発技術者である筆者が、レベル2技術の最高峰である「ハンズオフ制御」について、システムの技術力の高さをランキング形式でまとめてみました。
文:エムスリープロダクション、橘一徳
写真: BMW、SUBARU、HONDA、NISSAN、TOYOTA、
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