■愛車に対するこだわりを教えてください
たとえ純正部品がなくても、リビルトや中古品、流用部品などを駆使して、21世紀でも走り続けられるよう、気に掛けながら所有しています。繰り返しになりますが、クルマは走ってこそナンボなので。
手に入れた時はボロボロだった愛車が、今では胸を張って誰にでも見せられる仕上がりに仕上がったという自負があります(30年近く前のクルマには見えないと言っていただけます)。
■個人では限界がある。専門店の存在の大きさを実感
現存するアルシオーネSVXは、一説によると1000台を切っているそうです。それなりに弱点を抱えているクルマなので、情報共有は大切だと思いますね。北米のクルマ文化では、旧車好きの方が部品のストックをしつつ、なおかつ交流も盛んだと聞きます。日本でもこういった文化が広がってほしいな、と思いますね。
事実、特定の部品がどんどんなくなってしまうんです。ネットオークションでも奪い合い状態ですし…。そのため、できるだけ代替部品を早めに確保しておきたいのが本音ではあります。
私自身、当たりはずれを問わず、必要であればネットオークションで落札するようにしています。もし使えないと分かれば、可能な限り自分で直してストックしています。
また、主治医である K-STAFFさんは、部品を確保するためだけに相当数のストック車を保有しています。個人では限界があるのでとてもありがたいです…。
■大まかな年間の維持費を教えてください(自動車税、オイル関係、ガソリン代などを含めた概算)
税金+少しずつ進めているリファインを含めて年間で60万円程度です。
■失礼ながら、これまで大小の故障はありましたか?
・ATミッションのコントロールハーネス交換
・ATのバルブソレノイド交換
・ラジエータアッパーを割れやすい樹脂製から金属製に交換
・足回りのブッシュ類交換
・足回りサスペンションダンパーのオーバーホール(敢えて純正の、強度が高いダンパーをベースに使用)
・ATFクーラーの追加(真夏でもATの調子を保つため)
・コンピュータ類のはんだ割れ・コンデンサ寿命の予防として中古予備品と交換エ
・アフロセンサのコネクタ接触不良で良品の中古と交換
・リアデフのドライブシャフトシールは数年おきに交換
どちらかというと壊れたから直すというより、予防整備です。
■純正部品の入手に苦労していますか? (欠品・製造廃止している部品などご存知でしたら教えてください)
アルシオーネSVX専用の純正部品はほぼ欠品しています。リアの足回りの一部など、初代レガシィなどと共用している部品は探せば見つかるかもしれません。
■愛車の主治医のどのようなお店ですか? (ディーラーor専門店等)
アルシオーネSVXのことなら何でも知っているK-STAFFさん。整備はすべてお願いしています。 社長もSVXに強い思い入れがあって、雑談しているといつも長話になってしまいます(笑)。
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