懐かしのボディカラー復活! 覚えていますか?「このクルマにこのボディカラー」

■R30型スカイラインRSターボ/レッドブラックツートンカラー

スカイラインRSターボインタークーラーターボCは当時若者の憧れでも中古車市場でも高騰した
スカイラインRSターボインタークーラーターボCは当時若者の憧れでも中古車市場でも高騰した
長谷見昌弘選手操るスカイラインスーパーシルエットKDR30のカラーリングがスカイラインターボRSターボの赤黒ツートンにつながる
長谷見昌弘選手操るスカイラインスーパーシルエットKDR30のカラーリングがスカイラインターボRSターボの赤黒ツートンにつながる

 R30型のスカイラインRSで初めて採用されたレッドブラックツートンのボディカラー。このほかにもガンメタリックブラックツートンも存在したが、頭の中に強烈な印象が残っているのはこのレッドブラックツートンの方だろうか。

 これほど大胆に色分けしているのもツインカム&DOHC、ターボが全盛だった時代がなせる技。クラウンやソアラ、レパードなどツートンカラーとすることで上質感を狙った高級車とは違い、スポーティなイメージを前面に押し出している。

■ミラターボTR-XX/レッドブラックツートンカラー

1985年8月に登場した2代目ミラターボTR-XX。搭載されたエンジンは52ps/7.1kgmを発生する550㏄、直3SOHCインタークーラー付きターボ
1985年8月に登場した2代目ミラターボTR-XX。搭載されたエンジンは52ps/7.1kgmを発生する550㏄、直3SOHCインタークーラー付きターボ

 レッドブラックツートンのボディカラーといえば、ミラTR-XXを外すわけにはいくまい。1985年8月に発売した2代目ミラに設定されたTR-XXは、スポイラー一体式の大型樹脂製フロントパンパーやサイドスカート、エアロタイプのアルミホイールを装備。やはりなんといってもレッドブラックツートンのボディカラーのインパクトは凄かった。

 1987年8月にAT車が追加され、同年10月に電子燃料噴射装置のEFIを採用したターボ車を追加し、1988年10月にEFIターボ車の最高出力が64psへとアップした。 

 この64馬力自主規制の引き金を引いたのは、1987年2月に発売されたアルトワークスである。550ccながら64psのDOHCターボエンジンを搭載していた。この時代の軽ターボ戦争が懐かしい。

■AE86/白黒パンダカラー

AE86といえば白黒のパンダカラー。もちろんツートンカラー以外の単色も用意された
AE86といえば白黒のパンダカラー。もちろんツートンカラー以外の単色も用意された
スプリンタートレノGTアペックス。こちらはレッドブラックツートン
スプリンタートレノGTアペックス。こちらはレッドブラックツートン

 もはや多くは語らないが、1983年に登場したAE86型カローラレビン/スプリンタートレノのボディカラーも記憶に刻まれるボディカラーだろう。白黒ツートンのボディカラーはパンダカラーと呼ばれて人気が高い。

 このツートンカラーの正式名称は以下の通り。前期型が、ホワイト/ブラック(ハイテックツートン)、レッド/ブラック(ハイフラッシュツートン)、シルバーメタリック/ブラック(ハイメタルツートン)。

 後期型はブラックメタリック/ミディアムグレーメタリック(ハイソニックトーニング)、ホワイト/ブラック(ハイテックツートン)、レッド/ブラック(ハイフラッシュツートン)となっている。

■R32GT-R/ガングレーメタリック

R32GT-Rといえばガングレーメタリック
R32GT-Rといえばガングレーメタリック

 「印象的なテーマカラーの当たり年」といえば1989年しかあるまい。この年には、今なお語り草のステキすぎるテーマカラー3色がデビューした。

 ひとつは、1989年5月に登場したR32型日産 スカイラインGT-Rの、言わずと知れた「ガングレーメタリック」だ。

 いわゆるガンメタというのは世界に何十種類、何百種種類と存在し、それに塗装されたクルマというのもおそらくは何百車種もあるはずだが、R32GT-Rのガングレーメタリックこそが世界最強のガンメタ……と断言はできずとも、「世界最強クラスのガンメタ!」と言うことはできる。

 この艶っぽくも深い色味自体と、R32型スカイラインGT-Rというクルマのパフォーマンスおよび神話性とのマリアージュによって誕生した、「世界最高レベルにグッとくるガンメタ」なのである。

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