グレード体系を縮小した継続生産の形だったこともあり、「そろそろ絶版では? 」と言われていた5ナンバーサイズのセダン&ステーションワゴンのカローラアクシオ&カローラフィールダーながら、9月6日に一部改良で自動ブレーキの昼間の歩行者対応機能とオートライトの追加という安全装備の強化が行われた。
さらに、9月14日にはカローラファミリーとしては初のSUVとなるカローラクロスが加わり、すでに人気車となっているなど、にわかにカローラにまつわる動きが活発になっているように感じる。
という背景もあり、ここでは運転歴23年間で20台近く乗った愛車のなかにカローラファミリーが2台ある筆者が、カローラの系譜を大雑把に振り返り、その存在意義を考えてみた。
文/永田恵一、写真/トヨタ、池之平昌信
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