2021年1~9月に日本国内で販売された小型/普通車の内、52%をトヨタが占めた(レクサスを含む)。登録台数を見ても、日産やホンダの5倍以上が販売されている。
トヨタのシェアが多い理由は、売れ行きを伸ばせる車種を豊富に用意しているからだ。小型/普通車登録台数ランキングの上位には、ヤリス、ヤリスクロス、アクア、アルファードなどのトヨタ車が数多く並ぶ。車種が多く、なおかつそれぞれが好調に売れるため、小型/普通車のシェアも50%を超えた。
販売が好調な理由はさまざまだが、買い得度も大切な要素になる。機能や装備を充実させて、価格を割安に抑えれば、魅力も高まって売れ行きが伸びる。
そこで、中身と価格を見て、どう見ても安いトヨタの販売が好調な買い得車と、それに対抗できる他メーカーの注目車を取り上げたい。
文/渡辺陽一郎
写真/トヨタ、日産、ホンダ
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