ベストカー編集部員が選ぶ!! これは衝撃すぎた東京モーターショーのクルマたち

【イチハラセレクト】三菱 SE・RO

三菱 SE・RO(2003年) ミドにエンジンを搭載した、大人のための1ボックスタイプ軽自動車コンセプト「西洋の甲冑のようでカッコいい!」(イチハラ)
三菱 SE・RO(2003年) ミドにエンジンを搭載した、大人のための1ボックスタイプ軽自動車コンセプト「西洋の甲冑のようでカッコいい!」(イチハラ)

 後にも先にもない衝撃を受けたのが2003年に公開された三菱のSE・RO(セロ)。

 プロポーションを見ると、ダンゴムシといったファニー系ながら凝縮感が凄い。西洋の甲冑を纏ったかのような、鈍い光を全身から放っている外板パネルは職人の手叩きという、コンセプトカーのなかでもスペシャルな一台です。

 この年の三菱ブースではCZ2カブリオレも出展されてましたが、私のココロは完全にSE・ROに奪われました。

【ババセレクト】トヨタ Fun-Vii

トヨタ Fun-Vii(2011年) 「スマホにタイヤを4つ付けたようなクルマがあれば面白い」そんな発想から生まれたという。人工知能も搭載。「10年後にタイムスリップしたらこんなクルマ、走っていたりして」(ババ)
トヨタ Fun-Vii(2011年) 「スマホにタイヤを4つ付けたようなクルマがあれば面白い」そんな発想から生まれたという。人工知能も搭載。「10年後にタイムスリップしたらこんなクルマ、走っていたりして」(ババ)

 2011年のショーは一般公開日も会場へ。どこも物凄い人だったけど、なぜかこのトヨタFun─Viiは真近で見ることができた。

 『つながる』をテーマにしたクルマで、演者が出てきてパフォーマンス開始。クルマ全体に夜景や花などの映像が流れ、うおおお! と叫んでしまうほど感動。衝撃を受けたねぇ。

 相手に伝えたいことをエクステリアで表現するクルマで、10年後にタイムスリップしたらこんなクルマ、走っていたりして。

【ハヤシセレクト】ヤマハ スポーツライドコンセプト

ヤマハ スポーツライドコンセプト(2015年) ヤマハが出展したバイク感覚のコンパクトさを持つ四輪車のデザインコンセプト「バイクのヤマハらしさ全開の姿にしびれた!」(ハヤシ)
ヤマハ スポーツライドコンセプト(2015年) ヤマハが出展したバイク感覚のコンパクトさを持つ四輪車のデザインコンセプト「バイクのヤマハらしさ全開の姿にしびれた!」(ハヤシ)

 2015年のモーターショーで衝撃を受け、市販化はないのか!? と関係者に本気で話を聞いたのがこのスポーツライドコンセプト。

 艶めかしい曲線を取り入れたデザインやセンターアップのマフラーなど、スポーツバイクを得意とするヤマハらしさ全開の姿にはしびれました。

 750kgの軽量ボディに、ヤマハ製1Lエンジンなんか載せたら、間違いなく刺激的なマシンになっていたはず!! 今でも市販希望です。

【アカザワセレクト】トヨタ pod

トヨタ pod(2001年) トヨタとソニーが共同開発したコンセプトカー。感情表現ができたりする機能を持つのが特徴「EVシフトが進む今、登場したら売れそう」(アカザワ)
トヨタ pod(2001年) トヨタとソニーが共同開発したコンセプトカー。感情表現ができたりする機能を持つのが特徴「EVシフトが進む今、登場したら売れそう」(アカザワ)

 やはり個人的に1番は2001年モーターショーに登場した「トヨタpod」ではないでしょうか。実はトヨタとソニーの共同開発車という。

 見た目がとても愛らしいルックスなのですが、可愛らしい点はそれだけじゃなく、ペットのように気分がライトの色で表現され、後部アンテナを犬猫の尻尾のように振る! 可愛い! 本当キュートでした。

 これEV転換期の今、出したら売れるのではと思います。再び東京モーターショーで見られるなら見たいです。

【フルカワセレクト】ダイハツ KOPEN

ダイハツ KOPEN(2013年) KOPENの着せ替えパフォーマンス。ボディパネルを替えて別デザインのKOPENに変身する「初代からの変貌ぶりと着せ替え演出に驚き!」(フルカワ)
ダイハツ KOPEN(2013年) KOPENの着せ替えパフォーマンス。ボディパネルを替えて別デザインのKOPENに変身する「初代からの変貌ぶりと着せ替え演出に驚き!」(フルカワ)

 最も印象深いのは、2013年に出展された現行型コペンのコンセプトカー「KOPEN」。

 衝撃的だったのは市販前提車と思われたコペンのコンセプトカーのウリが「着せ替え」だったこと。ボディパネルをカパッと外して、違うデザインのパネルに着せ替えるショーの演出はユニークでした。

 市販車のコペンはここまで簡単に着せ替えはできませんが、ローブ、エクスプレイ、セロと3つのボディを実現し「なるほど」と思いました。


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