グイッと引いてズザーッとドリフト!! レバー式サイドブレーキは消えゆく運命なのか

確実に、E-PKBの時代へ

 日常シーンにおいては、パーキングブレーキで手引き式/足踏み式が優先される理由はあまりない。E-PKBの方がメリットは圧倒的に多く、費用対効果が非常に高いためだ。

 手引き式パーキングブレーキは、サイドターンやドリフトのきっかけ作りとして使われることがあり、現在でも、GR86やBRZ、フェアレディZやGT-Rなどには、手引き式サイドブレーキが採用されているが、そんなスポーツ走行をするのは一部の愛好家のみであり、ほとんどの自動車メーカーは、古来からの「スポーツカーの雰囲気作り」を目的として、採用しているにすぎない。

新型BRZ/GR86も、手引き式サイドブレーキを採用(写真はGR86)
新型BRZ/GR86も、手引き式サイドブレーキを採用(写真はGR86)

 E-PKB化によって、手引き式サイドブレーキで「カチカチ」とロックする感覚がなくなることは、若干寂しい気もするが、安全・安心・便利が求められる一般的なクルマでは、全車E-PKB化され、徹底したコストカットが追求されるコンパクトカーや軽トラ、そしてごく一部のスポーツカーでは、手引き式が根強く生き残る、というのが今後のストーリーだろう。

【画像ギャラリー】現行型で手引き式・足踏み式サイドブレーキを採用してるレアなクルマたち(35枚)画像ギャラリー

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