ホンダは2050年を目標に、ホンダ車が関係する交通死亡事故をゼロにすることを目標に、さまざまな安全技術を研究している。
そのひとつの回答が、レジェンドに搭載した世界初のレベル3自動運転だったのだろうが、レジェンドの生産終了により、一旦レベル3自動運転車は姿を消すこととなる。
もちろん、ホンダはレベル3実用化の開発研究のための知見を積み重ねており、さらに何歩も進んだ安全技術の実用化に向けた先行開発を進めている。
どうしてもハードに目が向きがちだが、「人間はミスをする」を前提とした研究は、MRIによる脳の認知機能の研究など、もはや「自動車会社なの?」といった領域に及び、AI、ディープラーニングなどへと進む奥深いものなのだった。
自動車評論家 鈴木直也氏がレポート!
※本稿は2021年12月のものです
文/鈴木直也、写真/HONDA、ベストカー編集部 ほか、撮影/西尾タクト、本田技研工業
初出:『ベストカー』2022年1月10日号
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