2021年8月に販売を開始したランドクルーザー300。発売当初から大人気となり、予約段階で年間販売台数の3倍以上になる注文を記録している。
その波は今も収まらず、2022年1月19日にトヨタはランドクルーザーの納期が4年程度となることを発表した。街中でも納車されたランクル300を見る機会は、まだまだ少ない。
これまでさまざまなクルマが、長期のバックオーダーを抱えてきたが、さすがに4年待ちを公表した例は、筆者の記憶にない。異例とも言える人気と納期の長さに、ユーザーも販売店も大きく振り回されていることだろう。ランクルの販売を続けるトヨタ販売店へ取材を行い、見えてきた現状と今後の取り組みについて解説していこう。
文/佐々木亘
写真/TOYOTA
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