■まとめ:「好き! 」だけでは乗れないのか?
長年憧れたり、かつて所有していてカムバックしたいと考えていたり・・・。魅力あるモデルだけに、憧れや想いを現実にしたいと考えているFD3S型RX-7オーナー予備軍は多いことだろう。
たしかに「買えばなんとかなる」かもしれない。しかし、そのハードルが10年前よりも確実にあがっていることは確かだ。
経年劣化による故障の頻度、部品の価格高騰、入手困難の度合い・・・。
「せっかく欲しいと思っている気持ちを削ぐつもりか! 」と怒られてしまいそうだが、現実を見ないで勢いだけで購入すると失望するだけでなく、FD3S型RX-7自体を嫌いになってしまうことだってある。
まさに「かわいさ余って憎さ百倍」というやつだ。そんな悲劇の結末はオーナーとRX-7双方のシアワセのために避けておきたいところだ。
好きだけではどうにもならないこともある。壊れた時は「こんなもんだよね」「直せばいいや」と割り切れる潔さと、良い意味での諦めこそが長く付き合えるかもしれない。
その覚悟をもってFD3S型RX-7を所有できれば、名実ともに一生モノの存在となるはずだ。
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