FC3SからFD3Sへ。RX-7という名を冠してはいるが、まったくデザインの異なる2台。それぞれ熱狂的なファンを持つ
ロータリーエンジンを扱うショップや部品点数にもよるが、現時点で「FD3S型RX-7のエンジンオーバーホール代は200万円前後」がひとつの目安といえる
スポーツカーだけに足回りは命といえる。個体の延命を考えると純正部品に戻してあげることを考える時期かもしれない
あくまでも目安だが、ダンパーをすべて新品に交換すると30〜40万円くらいの予算が必要になりそうだ
ブッシュおよびダンパー交換をするならばいっそ・・・ブレーキ周りのリフレッシュも一気に行えるなら理想的だ
1995年式 マツダ アンフィニ RX-7 typeRS/走行距離約14万5千キロ/ノーマル。ノーマルの状態を維持
ステアリングもオリジナル品。FD3S現役時代は社外品に交換するのが定番だったように思う
実はその後、エンジンブローしてしまったそうで、周辺部品を含めたオーバーホール代の見積もりは約170万円と算出されたという
昭和から平成を経て令和へ。ハチロクの人気は衰えるどころかますます高まる一方だ
チューニングベースというより、もはやコレクターズアイテムになりつつあるR32スカイラインGT-R
当時、デートカーとしても人気だったS13シルビア。その一方でチューニングされた個体も多いだけに、現存する個体はかなり減ってきた感がある
車両重量970kgに対して、SiRは最高出力160馬力をたたき出す。まさにライトウェイトスポーツだ
純正部品の復刻、レストアサービスをはじめ、ネオクラシックカーとしては部品の入手のしやすい部類といえるユーノスロードスター
FD3S型RX-7のサイドフォルム。曲線を多用したデザインは、デビューから30年以上経過しても色褪せない
壊れた時は「こんなもんだよね」「直せばいいや」と割り切れる潔さと良い意味での諦めが、FD3S型RX-7をはじめとする旧車およびネオクラシックカーと付き合う秘訣かもしれない
FD3S型RX-7が後世に残すべき名車であることは疑いようがない。現オーナーは延命することも視野にいれる時期に差し掛かったように思う