今年18歳の車購入に変化!? 初めての車選び 3大注意点と成人年齢引き下げで変わること

今年18歳の車購入に変化!? 初めての車選び 3大注意点と成人年齢引き下げで変わること

 クルマを初めて購入するとき、それは人生の大きな節目となるときでもあるだろう。現在、マイカーに乗り、楽しい生活を送っているドライバーの方々にも、必ず「初めてのクルマ購入」があったはずだ。

 用意しておくもの、決めておかなければならないこと、注意すべきことに触れながら、初めての大きな買い物をサポートしていきたい。また、2022年4月には成人年齢が18歳に引き下げられる。これに伴う販売店での対応の変化などを解説していく。

文/佐々木亘
アイキャッチ写真/Maksym Povozniuk – stock.adobe.com
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クルマを「登録」するために、必要な「印鑑」

実印と印鑑証明書がクルマの登録に必要となる。なお、軽自動車の場合には印鑑証明書を住民票で代用できるほか、印鑑も認印で手続きできる(maroke-stock.adobe.com)
実印と印鑑証明書がクルマの登録に必要となる。なお、軽自動車の場合には印鑑証明書を住民票で代用できるほか、印鑑も認印で手続きできる(maroke-stock.adobe.com)

 クルマはスーパーなどで野菜を買うように、簡単に購入することはできない。なぜなら、クルマには一台ずつ「ナンバープレート」がつけられるためだ。ナンバープレートは国にクルマが登録されている証であり、クルマは家や土地等と同じ個人の資産となる。

 まず1歩目として、クルマ(資産)の登録をするための準備をしよう。ここで必要になるのが、「実印」と、実印を登録したことを証明する「印鑑証明書」だ。

 実印となる印鑑には細かな制限がある。基本的に一人一本、他人と同じにならない印鑑が必要となり、印影が8mm以上25mm以下の正方形に収まるといったものだ。量販されている三文判では印鑑登録が出来ないので、印鑑を専門に扱うお店で、オリジナルの一本を作ってもらおう。

 印鑑登録した印鑑を、世のなかでは実印という。クルマの契約時に必要なものではないが、登録の際に使う「委任状」に実印を押印する必要がある。そして、押した印鑑が実印だと証明するための「印鑑証明書」を提出する。印鑑証明書は発行から3カ月間が有効期限と決まっているので、早く取得しすぎるのは禁物だ。購入後、ディーラーから要請があった際に、発行すれば、有効期限切れは防げる。

 なお、軽自動車の場合には印鑑証明書が必ずしも必要ではなく、住民票で代用できる。印鑑も認印で問題ない。

 また、ディーラー系のクレジット(ローン)を使用する際は、登録車を購入する場合でも実印が不要な場合がある。これは車検証上の所有者を、各販売店や信販会社にするためだ。しかし、あなたが銀行のマイカーローンを利用しようと思っているのなら、銀行への融資契約を行う際に実印と印鑑証明書が必要となるので、実印を作り印鑑登録しておく方が、動きはスムーズになるだろう。

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