■10年ひと昔! 君は若かった!! いくつ覚えているか問いたい国産セダン7選
10年前に販売されていたセダンというと、トヨタマークX、ホンダシビックタイプR(FD2)・・・などなど。まだまだ現役モデルとして街中で見かけるモデルも少なくない。
スポーツ系や高級車など、印象に残るセダンがある反面、どちらかというと地味目な存在のモデルも存在した。今回はここにスポットライトを当ててみたい。
なお、今回のテーマにOEM車を含めていない。こちらは別の機会に譲るとして、あえて除外してある。あくまでも国産車メーカーが自社で販売してしているモデルのみとした。
■1.トヨタベルタ
「コンパクト・スタイリッシュ・サルーン」をテーマに開発された。発売された2005年当時、トヨタ車のセダンのなかでもっともコンパクトなモデルであった。
同クラスのセダンのなかでトップレベルの最小回転半径や低燃費を実現。車名のベルタは、イタリア語で「美しい、美しい人」という意味を持つ。
ベルタ概要
・販売時期:2005年11月〜2012年6月
・エンジン:直列3気筒DOHC、直列4気筒DOHC
・排気量:996cc、1298cc
・最高出力/最大トルク:71ps/9.6kgm、87ps/12.2kgm
・発売時の価格帯:119.7万円〜178.9万円
■2.日産ラティオ
世界150カ国以上で販売するコンパクトセダン・グローバル戦略車として開発された。日本市場においてはセダンを乗り継いできた5ナンバーセダンを求めるユーザーや、法人の営業車として使用されることも視野に入れられていた。
アイドリングストップ機能を標準装備し、ハイブリッド車を除く1.5L以下の4ドアセダンではクラストップの低燃費を実現した。
ラティオ概要
・販売時期:2012年10月~2016年12月
・エンジン:直列3気筒DOHC
・排気量:1198cc
・最高出力/最大トルク:79ps/10.8kgm
・発売時の価格帯:138.8万円〜187.6万円
■3.日産ブルーバードシルフィ
「もてなしと気配りのラグジュアリーミディアムサルーン」を商品コンセプトとして誕生したブルーバードシルフィ。美しく上質なデザインとその華やかさを纏い、大人の女性が自ら運転したくなるクルマとして誕生した。
なお、車名は造語であり、4大精霊(土・水・火・風)のひとつである風(空気)の精を表す英語SYLPHに由来する。結果としてブルーバードの名を冠した最後のモデルとなってしまった。
ブルーバードシルフィ概要
・販売時期:2005年12月~2012年12月
・エンジン:直列4気筒DOHC
・排気量:1498cc、1997cc
・最高出力/最大トルク:109ps/15.1kgm、133ps/19.5kgm
・発売時の価格帯:178.5万円〜241.5万円
■4.日産ティアナ
「モダンリビング」のCMが懐かしい初代ティアナの後継車としてデビュー。「モダンなデザイン」「乗るたびに実感する快適な乗り心地」「乗る人すべてに配慮した装備」を特長に掲げていた。
エンジンはV6 2.5L(2種)および3.5Lの計3本立て。全面ガラスの「スタイリッシュガラスルーフ」をクラス初採用、BOSEサラウンド・サウンドシステムなどティアナらしい「モダンリビング装備」が魅力的なモデルであった。
ティアナ概要
・販売時期:2008年6月~2014年1月
・エンジン:V型6気筒DOHC
・排気量:2495cc、3498cc
・最高出力/最大トルク:167ps/24.5kgm、185ps/23.7kgm、252ps/34.2kgm
・発売時の価格帯:246.8万円〜479.6万円
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