自動車産業界の世界ツートップが2021年も激しい販売競争を繰り広げた。ドイツのフォルクスワーゲングループ(以下、VW)は2022年1月12日、2021年のグローバル販売台数を前年比4.5%減となる888万2000台と発表した。
一方、トヨタ(ダイハツ、日野などを含む)は昨年1~11月までの累積台数で前年同期比12%増の956万2000台となっており、昨年11月末時点で台数はVWを凌いで世界第1位となっている状況だ。こうした2社の事業実績の差には、どのような背景があるのだろうか?
文/桃田健史
写真/AdobeStock、加藤ヒロト(中国車研究家)、トヨタ、フォルクスワーゲン
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