【16万円UPで!】マツダ CX-30 XD・Lパッケージ(306万9000円)→CX-5 XDプロアクティブ(322万8500円)
身長170cmの大人4名が乗車した時、CX-30の後席に座る乗員の膝先空間は、握りコブシ1つ少々だからSUVでは少し窮屈だ。
それがCX-5なら握りコブシ2つ分に広がり、着座姿勢も最適化される。荷室容量も広く、ファミリーカーとして快適かつ便利に使える。
ディーゼルエンジンの排気量は、CX-30は1.8Lだが、CX-5は2.2Lに拡大され、最高出力は1.5倍、最大トルクは1.7倍に増える。
CX-30はXD・Lパッケージ、CX-5はXDプロアクティブだから装備の充実度は少し下がるが、居住性、積載性、動力性能の違いを考えるとCX-5が買い得だ。
●プラス30万円で得られるもの
・より広い便利な車内
・2.2Lディーゼルターボによる余裕の走り
【22万円UPで!】ホンダ フリード ハイブリッドクロスター ホンダセンシング(278万1900円)→ステップワゴン 1.5ターボ・エア(299万8600円)
フリードハイブリッドクロスターは、外観がSUV風で、2WDのWLTCモード燃費は20.8km/Lだ。
新型ステップワゴンのターボは13.9km/Lだから、フリードに比べて33%悪化する。が、その代わり動力性能は上まわる。
また、車内の広さはかなり異なる。フリードの床面地上高は新型ステップワゴンと同等だが、全高は130mmほど低い。
この影響でフリードの室内高はステップワゴンより150mm下まわり、シートも腰が落ち込んで膝の持ち上がる着座姿勢になりやすい。
フリードは全長が短いために足元空間も減り、特に3列目は、狭さと膝の持ち上がる着座姿勢によって窮屈だ。
従って多人数で乗車する時の居住性は、新型ステップワゴンの圧勝だ。内装の質も異なる。
フリードにハイブリッドが備わり、価格が30万円安いことを考えても、ステップワゴンが買い得になる
●プラス30万円で得られるもの
・車内は広くて便利
・充実した安全装備
・より快適な乗り味
■「●●万円UPで」同一モデルのグレードアップ編
【38.5万円UPで!】スバル レヴォーグ GT-H・EX(370万7000円)→STIスポーツEX(409万2000円)
STIスポーツEXには、ドライブモードセレクトが加わる。ショックアブソーバーの減衰力を電子制御で変化させる機能も備わり、運転感覚をコンフォート/ノーマル/スポーツ/スポーツプラスに切り替えられる。
シート生地も本革に上級化され、内外装の装飾なども充実する。
GT-H・EXとの価格差を考えると、STIスポーツEXは割安とはいえない。
それでもショックアブソーバーの減衰力を変化させ、走行安定性、操舵感、乗り心地を変えられる機能は注目される。
家族を同乗させる時はコンフォート、1人で峠道を走る時はスポーツという具合に使い分けられるからだ。
●プラス30万円で得られるもの
・より一層上質な内装
・さらなる走りの楽しさ
・「STI」のバッヂ
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