50年以上に渡りオートマトランスミッションの生産実績があり、CVTの累計生産台数は5000万台を超え世界トップシェアを誇るジヤトコ株式会社は、2022年5月にバイオミメティクス(生物模倣)を活用した湿式クラッチを新開発したと発表した。
何やらキリギリスとカエルの足を参考にクラッチの耐久性などを大幅に改善できたらしい。
生物由来の技術と言えば空力関係に応用されている話をよく聞く。風切り音の低減にフクロウの羽を模擬するとかは有名な話だ。車にも空力改善の応用技術はいろいろある。
まずは冒頭で述べたジヤトコ株式会社のバイオミメティクス活用クラッチの話から詳しく解説する。
文/伊達軍曹、写真/トヨタ、ジヤトコ、ユーグレナ、スバル、マツダ
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