600万切りのベンツC180登場でレクサス含めDセグサルーン戦線はどう変わったのか?

■欧州車ゆえの疲れにくい座り心地:アウディ A4

アウディ A4
アウディ A4

 さて、最後はアウディA4 35 TFSI。こちらは4WDのクワトロではなくFFモデル。エンジンは直4の2Lで150ps/270Nmとまずまずのパフォーマンスだが、なんと価格は473万円と今回紹介するモデルのなかで最廉価。

 しかもアウディというプレミアムブランドにこの価格から乗れるのは素直に嬉しい。ならば装備に目を向けてみよう。インパネは大型センターディスプレイにタッチ式パネルを採用し、操作性も高い。廉価モデルゆえにシートなどの質感には多少目を瞑ったとしても、欧州車ゆえの疲れにくい座り心地。

 インテリアには欧州車らしいテイストが漂う。そしてハンドリングはドライの舗装路であれば、まったく軽快で心地よいものだ。安全装備も運転支援を含めた安心が盛られている。C180と異なりマイルドハイブリッドなどの先進感はないが、軽量で燃費もいい。

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 と、ここまで検証してみたが、ブランド力に勝るメルセデスが600万円切りで送り出したC180は贅沢が美徳となり、人目とヒエラルキーを大切にする日本人の心を鷲掴みするように痛く刺さっていると思えてならない。と、今回は締めくくっておこう。

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